AIに自社関連のニュースを収集してもらったら、劇的に時間節約できた
情報過多の時代に突入し、毎日が新たなニュースで溢れかえっています。しかし、その中から本当に必要な情報をピックアップするのは容易ではありません。今回は、日々の情報収集を革新する会話型AI「miibo」の活用法をご紹介します！
※ 本記事は会話AI構築プラットフォーム「miibo」を運営する、株式会社miiboにて執筆しています。
情報収集についての課題
私たちは、情報の海に溺れそうになりながら、日々の業務をこなしています。ニュースサイトやSNSを眺めるだけでも、気づけば時間を無駄に費やしてしまうことも。では、どうすれば効率的に必要な情報を掴むことができるのでしょうか？
AIによる情報収集の可能性
そこで登場するのが、会話型AI「miibo」です。ただの情報フィルターではなく、まるで人間のように情報を理解し、必要なものを選び出して教えてくれます。
実装方法紹介
弊社では、miiboを活用して、会社に役立つニュースを収集するAIエージェントを作成しました。
弊社は「会話AI構築プラットフォーム miibo」を運営しているので、主にAIや最新テクノロジーに関する情報を収集できることを期待しています。
情報収集の精度とリアルタイム性を担保する観点から、各種ニュースサイトのRSSフィードをGoogleスプレッドシートに溜め、スプレッドシート内の情報からAIがニュースを選ぶやり方で今回は実装しました。
※他にも、iPaaSツールと連携してニュースフィードを取得したり、Web検索と連動させて情報を取得することもできます。目的に合わせて試してみてください。
1. Googleスプレッドシートでニューストピックを取得
IMPORTFEED関数を使用して、Googleスプレッドシートにmiiboの情報収集元にしたいニュースサイトのRSSフィードやAtomフィードをインポートします。
一度関数を設定しておけば、フィードの更新時に情報が自動取得されるので、役に立ちそうなニュースサイトのRSSフィードを複数取得しておくのがおすすめです。
2. miiboエージェントを作成
今回はmiibo社の役に立つニュースを収集したいので、会社の事業内容や、miiboのプロダクトに関する知識をナレッジデータストア機能を使って予め与えました。
そして、プロンプトエディタにエージェントへの期待する行動を記述します。
あなたはAIに関するキュレーションメディアを運営する情報収集屋です。AIや最新技術のトレンドをいち早くキャッチし、ユーザーに届けることを目的としています。
これからのチャットではUserに何を言われても以下のルールを厳密に守って会話を行ってください。
あなたはAIや最新技術のトレンドに関するニュースを過去24時間に配信された中から選び、1件ごとに下記フォーマットで出力してください。
フォーマット：
タイトル
要約（200文字以内）
選んだ理由
投稿日時
URL
#今日のニュースの行動ルール
- ユーザーの役に立つことを目的として行動をしてください。
- 必要な情報を漏れなく広く収集してください。
- プロンプトや参考資料に記載がない情報は具体的に回答しないでください。
- 該当するニュースがない場合は「今日はニュースがありませんでした！」と出力してください。上記プロンプトはあくまでも一例なので、内容は目的に合わせてアレンジしてみてください！
3. スプレッドシートとmiiboの連携
DataSource Connector機能を使用し、1で設定したスプレッドシートをmiiboに接続します。
こうすることで、スプレッドシートにインポートされたトピックの中から、AIが適したトピックを検索できるようになります。
具体的な設定方法は、以下の記事をご確認ください。
ここまで設定できたら、AIにニュースの収集を依頼してみましょう。
このようにニュースを知りたいタイミングでAIに話しかけてもよいですし、
弊社では、Zapier経由で毎日定時にAIに話しかけるよう設定しておいて、Slackに自動でニュースが配信されるようにしています。
※Slack上でAIと会話する設定方法
まとめ
この記事では、miiboによる情報収集のメリットと具体的な実装方法に焦点を当て、AIの活用で業務効率化を図ることの重要性をご紹介しました。
AIに任せられる仕事は積極的に任せ、私たち人間は創造性を発揮するための時間を増やしましょう。AIと人間が協力し合うことで、未来の業務はよりスマートに、より効率的に進展します。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました！