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きっと。生じる事は全てネタに出来るのだ

私は良くテンションが高い、と言われる。

自分では起きてから寝るまで基本お酒とかDrugしなくてもずっとこのテンションなので良く解らないけど多々言われるのできっと一般より高いのだろう。

テンションだけじゃなくて深く話さないと”明るい順風満帆”な人生に見えるらしい。

何を持って”順風満帆”なのか解らないが(笑)結構どん底に落ちても”人生を絶望”したことはない。人を”心の底から”憎んだ事も多分ない。

でも私の人生は結構Dramaticだ。

幼稚園の時に両親離婚。良くも悪くも兄は母、私は父についた。生まれた時は末っ子、それから父と二人で暮らした一人っ子時代。そして父が再婚して下に二人出来たお姉ちゃん時代がある。

15歳で発症した過食症は36歳まで続いた。

16歳の時に交通事故に有って脳挫傷で未だにその期間の1ヶ月半の記憶がない。父は頭部のレントゲンを見て意識が戻ったとしても下半身不随を覚悟したという。

過食は生みの母に28歳の時に24年ぶりに兄の結婚式で会った事で少し良くなり、30歳をすぎて18歳からずっとやりたかった演技の勉強を始められた事で少し良くなり、ようやく自分を歯医者と名乗れる様になった訪問医療で少し良くなり、、、そして今のmy better halfと出会い最終的には36でほぼ完治した。

大学時代〜歯医者として半独立になるまでは私は食べて吐く事に支配されていた。歯学部に行った理由は”親を納得させて自由になる為”の免罪符として”歯科医師資格”は必要だったから。高校が地方名門校だったから”自分はダメなんだ”とずっと思い続けた。数3が出来ない私はダメなんだ。国語と英語は得意だけど理系の私は数学大嫌い。笑 成績が良くない私は発言する権利はないんだ。歯医者になっても不器用な私は自分を否定し続けた。”私には価値がないんだ” ”私はダメなんだ、、、”と。事故に有っても例えばどこかを怪我しても

”自分で良かった”と思った。”怪我をしたのが価値の無い私で良かった。”と。これが他人様だったら大変だけど私如きで済んで良かったじゃ無いか、、と。

歯医者になってから役者をやろう!!そう思ってたけど時間もお金も腕も無くてやりたいことも出来ずに歯医者も得意じゃ無くて死にそうだった。

当時していた恋愛も今思うと私以上にMental Problemを抱えている人種も国も職業も何もかも違う相手の才能に惚れ込み。ボロボロだった。

そこからどうしたら本当にやりたいことをやれる様になるのか本を読みまくった。

そして自分には”価値があるんだ”と気付きはじめた。

自分のことを否定系でしか見れなかった、その価値観が演技を通して自分を向き合うことで変わって行った。

”苦労”の定義は人それぞれなので私には何とも言えない。

私の今までの人生が苦労だったかと言われたら、人によってはそうとるかもしれない。でも間違いなく私は”最高の人生”と答えるだろう。

心から信頼していた人に裏切られた事も、吐きながらも続けた歯医者も、お母さんが2人居る事も 血が繋がってるけど一緒に殆ど育ってない兄がいる事も。母が違っても生まれた時から側にいた妹や弟がいる事も。死にかけた事も。showbizにいた事も。もっともっと苦しかった事も全て今の私を作る上で欠かす事の出来ない要素だ、と心から思うからだ。

そして今全私を賭けて着物と異素材の服作りをしている事も。

最高だ、と思うのだ。

歯医者やってた時代に上の先生に言われた嫌味も、色んなとこから来た”女は金で買える”と思ってる完全にお門違いのGGI達の愛人要請も、”お前なんか絶対女優になれない”と誘いを断った有名カメラマンから吐き捨てられた言葉も全て

”Takako Hottaを舐めんなよ。”

という原動力に変えて来た。相手には食ってかからない。嫋やかに笑って”そうですねー”と言いながら心の中では常に”舐めんなよ。今に見てろよ。”とずっと思って来た。

有る時、ふと。彼らは私の事を、私の記事を見る。

その時に”あいつ本当にいい女になった。”と思わせたら私の勝ちなのだ。

そして何よりも。どんな状況だろうと。どんな感情が来ようと。

私は常に”ネタになる。”と本気で思って来た。笑

出身は愛知だから関西人じゃないけど。笑 でも、ネタになるじゃん!と。

話題の一つになるんじゃない?と。そして演技の感情作りに使えるじゃん!!と思って来た。

最も誇れることは。私は自分の人生を自分の意志で進んできた。

苦しさをお酒を飲んで、Drugをやって、恋愛依存になって、現実逃避に逃げるのではなく。食べて吐きながらも”自分の中に答えは有る”と自分を探りながら向き合って来た。

だから。

今苦しんでる人も。闇にいる人も。心地良くない場所にいる人も。

先ずは”何故そうなのか?”と自分と向き合って欲しい。答えは往々にして遠くに有るのではなく”自分の中”に有るものなのだ。それが10年掛かろうと、20年掛かろうと必ず答えは見つかるから。目をそらさずに向き合って欲しい。

人其々の人生が有り、過去が有り、貴方が今いる。過去はどうであれ、何があれ、今貴方の目の前にある人生は貴女の物で貴方が決められるのだ。


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