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過去話

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過去に起きたことをエッセイ風に。百パーセント実話。
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#思い出

やっつけしごと 二

ネタよりもハートを膨大クリエイト インタアネットに向かないひとたち 昨日やっつけで書いた記事(ですらない何か)に載せておいた短歌もどきの、 ネタよりもバズりを狙う インタアネットに向かないひとたち 字数が足りていないことに遅ればせながら気づいたので書き直し。今度は字あまりの始末。 ゲームやパズルなど夢中になってることがあるときは私のnoteはメモと化すわけで、この短歌もメモのさらに下書きあたりに位置するのだけれど、あとから中身みたいなものたちが追いついてきた。よってこ

タカコイバナ

ベッドの中でにやにやとハイライト(いつからハイライターでなくなったのだろうと己の勘違いもとぼけてみせたい)をアマゾンのカートに入れ、ついでとばかりにはじめてのマスカラとビューラーも追加した、そんな深夜。ふっと思い出した。 大学時代の先輩のマスカラが緑色だったこと。 * しばらくプーケットに行ってくるから。そう言い置いたきりほんとうに先輩は姿を見せなくなって、そろそろ二ヶ月が経とうとしていた試験期間のちょっとまえ。ばったりと廊下で出くわした。 思わず変な声をあげてしまった。

花の名前

花を埋めたことがある。 植えるのでなく。 花を埋葬したことが、ある。 小説を書きはじめたのは中学二年生のころ。 それから大学までペンネームは「桜」だった。一応、苗字もあった。 (「桜」はまったく問題ないと思うが苗字こそまさしく中二のセンスが炸裂していた) 何故、「桜」かというと、桜が好きだから。 あまり花や木にくわしくなくても桜は毎年かならず目にしていたし、きれいだと単純に思っていた。 カラオケで必ず歌う曲は「二人静」で、そこから想を得た話を書こうとしたりしていた。 さい