マガジンのカバー画像

過去話

5
過去に起きたことをエッセイ風に。百パーセント実話。
運営しているクリエイター

#とは

白いカーネーションはまだ贈れていない。

母の日といえば、前のアカウントでnoteをはじめて間もないころに母の日のことを書いたなと思い出したので再掲。 * * * 母の誕生日かもしれない。 この二、三日、ちょっと手をとめて考えてはやめて、という仕草を繰り返していた。 今日になり、可能性のある日づけを越えたと安堵するものの、先を思えばわずかに気がふさぐ。 母の誕生日は来月かもしれないのだ。 秋、十月か十一月のあたま。 ぼんやりと言えるのはそれだけで、私は母の誕生日を正確に記憶していない。 命日はしっかりとおぼえてい

不幸に病みつきな親たち

旧アカウントの更新を、いったん停止します。 アカウントそのものは消しません。今のところ。(文中に書き忘れたのでタグにしておいた) ずっとつぶやきだけだったので、最後ぐらいは記事にしてみました。 最後だし、こう、これまでの感謝とか、noteで良かったこととかでさわやかに終えるつもりだったのに、そうはいかなかった。 ちょっと自分でも自分が怖くて、わりとひく。 私は私の話しかしない、とこのアカウントのさいしょの記事でも書いているくらいだから、ここから書くことも完全に私の感覚