名前を呼ぶよ 名前を呼んでよ
子育て支援の広場でお仕事しています。
エプロンのポケットのあたりにひっそりと
フルネームを書いたちいさな名札をつけて
います。
「せんせい」と呼ばれることはありますが、
名前を呼ばれることは、ほとんどありません。
保育園でお仕事しているときは、
「○○〇せんせい」と連呼(!?)されて
いましたが・・・。
わたしの名前、知らないだろうなあ・・・
先日、よく遊びに来てくれていたママから、
「引っ越すことになったんです。」
と報告がありました。
そして、7ヵ月の子の手を私の手に
ペチペチぺチとあてながら、
「○○〇せんせい、いっぱい
かわいがってくれて、ありがとう」
ああ、わたしの名前、知ってくれていたん
だあ。。。嬉しい!
名前を呼ぶよ、
名前を呼ばれたよ
結婚前からずっと、主人はわたしのことを
名前に❝ちゃん❞をつけて呼んでくれます。
ママになってからも、わたしを呼ぶときには、
「○○〇ちゃん」と呼んでくれました。
わたしも彼の名前のニックネームに❝ちゃん❞を
つけて呼んでいます。
息子がまだ2歳にならない頃のことです。
主人を仕事場まで送っていくことがありました。
いつもは玄関前での「いってらっしゃい」の
お別れですのに、その日は、一緒に乗っていた
車からのお別れ。
納得できず、「パパ~、パパ~、パパ~!!!」
と連呼し、泣く息子。
「パパはね、お仕事だからね」
「お仕事が終わったら、帰ってくるからね」
後部座席のチャイルドシートに座る息子を
優しくなだめていたわたしですが、大きくなって
いく鳴き声、叫び声に、どうしようもなくなり、
だまりこんでしまいました。
これではわかってもらえない!
そう思ったのでしょうか、
突如叫んだその言葉は、
「○○ちゃ~~~~ん」
えっ???
今、○○ちゃんって言った???
それ、いっつもわたしが呼んでる言いかた!!
覚えてたんだ、、
言えたんだ、、、
思わず笑ってしまいました。
名前を呼ぶよ、
名前を呼んだよ
母の一周忌の法要がありました。
父の兄妹も県外から参列してくれました。
父の弟(私の伯父ですね)が自分の名前の
由来を話してくれました。
そこで初めて、その由来がわたしの名前の
由来にも繋がっていたことを知りました。
その話を詳しく聞いたことで、父と母がつけて
くれた自分の名前に対する深い深い思いを感じる
ことができました。
すてきな名前をもらったよ
親から子への最初のプレゼントと
言われる名前です。
プレゼントは、大切にしなければ!
自分がもらったプレゼントも
たいせつな人がもらったプレゼントも
今日、知り合ったひとのプレゼントも
だから