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たかこ先生のレッスン徒然日記vol.16

町田市でピアノを教えています田中貴子です。
いつもお読みくださってありがとうございます。
久しぶりのブログ更新。
なかなか手が回っていませんが、マイペースで書いていきたいと思います(*^^*)/

幼い頃のたかこ先生のお話の続きといきたいところですが、
今回はコンクールについて。
だいたいこの時期年間のコンクールが一区切りします。
私の生徒さんたちも2月で一区切り。
3月からまた新年度のコンクール要項を手に取りながら新しい目標を定めようとしています。
(もちろん!コンクールを受けない生徒さんたちもいます。)

新年早々、オミクロンの猛威が凄まじく、コンクールにおいても影響を受けていたように思います。
生徒さんの中には家族がコロナ感染、濃厚接触者となりあるコンクールの全国大会を辞退した方もいました。
とても良く仕上がっていたので、できたら素敵なホールで演奏して欲しかったのですが、こればかりは仕方ありません。
無事に隔離期間を終え、レッスンにいらした時にガッカリしてたらどのように声をかけようかと思っていましたが、
とても前向きに「また頑張ります!」と新たな曲を譜面台に置いてくれました。

「よく仕上がってたから、ちょっと残念だったね」と声をかけると
「そうなんです!でも、まずコンクールの曲がとても好きになって、また弾いてみたいと思うので、先生、またレッスンしてください」

うーん、なかなか言えない(笑)
全国大会辞退ですから、賞はもちろんないわけですし、なんの「結果」も得られませんでしたが、とても大きな成長の軌跡をみてる気がします。

生徒さんにとってコンクールは確かに挑戦ではあるし、結果も欲しいけれど、
それよりまず、作品に取り組んだ自分をきちんと受け止めて、その作品を大好きになってさらに頑張りたいと思えることは、
どんな賞より輝かしいようにも思えます。

少なくとも幼いたかこ先生のコンクール挑戦の中に、こんな純粋な気持ちはなかなか生まれなかった。。(先に白状しておきます・笑)

心から生徒さんに声をかけました。
「一緒にまた頑張ろうね」

レッスンをしてて、もちろん私は伝える立場にいるわけですが、生徒の皆さんから教えられることが多いです。
日々大事に過ごしていきたいと思います😊

次回は幼き頃のたかこ先生、引越編書けるといいなぁ(笑)
気長にお待ちください!

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