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たかこ先生のレッスン徒然日記vol.14

たかこ先生は体重4,000グラム近くで産まれてきた超巨大健康優良児赤ちゃんでした。
5,6才くらいまで動けるだけ動く、興味のあることはなんでもやろうとしました。
積極的と言えば聞こえは良いですが、
はた迷惑なことをドカンドカンとやらかす子供でした。

(ぽっちゃりだった幼少時代、3歳くらい)

幼稚園児たかこ先生がやらかしてたこと
・幼稚園から徒歩で父親の働いていた会社まで歩いた。(良い子は真似しないように)
後年、大人になってから松本に立ち寄った時に幼稚園からその会社があった場所まで歩いてみたのですが、大人の足でも20分程かかりました。
そもそもなんで歩こうと思ったか不明。

・高いところによじ登ろうとする
よじ登れそうなところがあったら、片っ端から登りたくなって登っていました。
幼稚園にあった百日紅の木は登り甲斐がありました。(良い子は真似しないように)

社宅の背の高い門扉をよじ登って超えようとする。(良い子は真似しないように)

ジャングルジム、滑り台、ブランコ、とにかく上を目指す。(ほどほどにしてください)

・ひとりで勝手に(良い子は真似しないように)近所の野山に遊びに行く。
てんとう虫を見つけては「わぁ、点々可愛い❤️」家からビニール袋を持っていき、袋一杯てんとう虫を詰めて持って帰ったら叱られた。

・田舎に帰れば川に入り、田んぼに足を突っ込み、畦道を走り回る。
(これは是非、子供たちには経験してほしいです!)

クライマックスは祖父母宅でアマガエルを大量に集め、直径50センチほどのたらい桶に入れて「一緒に寝る」と座敷に持ち運んでしまった。
一緒に寝ていた祖母が夜中にこっそり庭に放したのですが、翌朝たらい桶が空っぽになっているのを見て大泣き。
(良い子は絶対に真似しないように、アマガエルとはいえ大量のカエルは結構グロいです😅)

こんなことを3日と空かずにやらかしていくわけですから、周囲はきっと大変だったと思います。

一見、音楽やピアノには関係ない経験のように思いますが、
今こうして幼い頃の記憶を辿って自分のしていたこと、その時の自分の気持ちや周囲の空気感を思い出すと、あながち音楽と全く関係ないとは言えないように思います。

だいたい一日中「歌っている」ことが多かった。

空を見たら、
雲を見たら、
山を見たら、
川を見たら、
鳥を見たら、
虫を見たら、
風を感じたら、
雨が降ってきたら、
そんな日々の風景が幼い頭の中で、なにかいつも子供なりのストーリーを作りながら感じていて、
なにか歌っていて、ピアノを弾く時も様々な音の連続をその気持ちに乗せて弾いていたように思います。

そんなたかこ先生、幼稚園卒園が近付くにつれ、少しずつ体調に変化があらわれました。
もともと大きな子供でしたが、背がニョキニョキと伸びてきて、ひょろっと痩せてきてしまいました。
それと同時に体力がなくなってきたのを自分でも感じ始めていました。
前のブログで小学校まで歩いて30分と書きましたが、これが辛くて出来なくなりました。
なにが原因だったのか、内臓機能が少し弱かったこともあったのかもしれませんが、
一週間学校に通い続ける体力がありませんでした。
巨大健康優良児赤ちゃんだったエネルギーは6年ほどで使い果たしてしまったようでした。

(小学校1年生のたかこ先生。顔が青白くいかにもひ弱そう。。笑)

ありとあらゆる冒険をし尽くしていた幼児期が終わろうとしていました。

お読みくださってありがとうございます。
次回からは小学校編、の予定です(*^^*)

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