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職場で編み出した私の「領域展延」

現在の職場の入社試験最終面接で、「職場に嫌いな人がいたら、どうしますか?」と聞かれたのを覚えている。

当時は、「苦手な人と対応する時は、その人と1人対1人の対応でなく、自分とも相性が良く、その人とも相性が良い第3者を巻き込んで対応する。」と答えた。

けど、実際には、苦手な人は苦手。
となりの席の人が「生理的に」苦手な時もある。

そんな時、他の人はどうしてるのかなぁ、と思う。

・・・

私の場合、今の部署に来てから、"苦手な人"が多い。

私の今の部署は、「湯治場」と呼ばれている。

様々な理由で長期休暇している人が在籍し、来たり来なかったりの人、一つの部署にいられず部署を転々とした人が多く、「通常運転」で働く前の準備をする部署、という意味で「湯治場」と呼ばれている。(らしい。最初にこの部署に来た時に在籍していた隣の席の人が教えてくれた。)

なるほど、思い当たることが多い。

私は、日々締め切りに追われる仕事が多く、アウトプットオリエンテッドで、かつ、早く家に帰りたい人。

仕事の話は、状況と話し相手の"癖"を見て、できるだけ相手に合わせ、話しをする。

でも、同僚と仕事の愚痴や体調の話をすることはない。

時間外に職場の文句を同僚と1時間以上もダラダラと話す時間があるなら、机の上の仕事をこなしたいからだ。

文句も言わないけど、人の愚痴も聞かない。

いっぱいいっぱいの自分は、人の愚痴の聞く余裕がないからだ。

"文句は言いたくない"という心の表面張力だけで、自分の中で満杯になっていり"言いたい事"を、封じ込めている。

人の愚痴を聞いたりしたら、私の中の表面張力が弱まって、私の愚痴が、溢れ出してしまう。

だから、"良く働く" けど "近寄り難い"と思われていると思う。評判は悪いと思う。

・・・

そんな私が、「職場にいる嫌いな人・苦手な人」効果に対抗するために編み出した方法は、

領域展延「推しキャラ・オーラ(仮名)」。

領域展延とは、『呪術廻戦 10』第84話で出てくる呪術で、相手の必中攻撃に対抗するための方法。
領域展開のような大技ではない。

イメージは水。水のように、自分だけを包む液体や膜な薄い領域を展開して、相手の攻撃から自分を守る。

私の、領域展延「推しキャラ・オーラ」は、職場で近くの席が聞こえるか聞こえないくらいの声で発する「嫌味」や「嫌がらせの言葉」に対抗する呪術として編み出された。

この呪術は、自分の推しキャラになりきって、脳中から推しキャラの"オーラ"を発し、全身を覆い、敵(=隣の席の人)の攻撃から自分を守る。というもの。

その日の気分で、誰にでもなることができる。

私の職場の隣のおじさんは、みんなが仕事に集中してモクモと働いている頃、いつも決まって「しゃべりたい。しゃべりたい。」と、ブツブツ言い始める。

私が気を利かせて「話しかけてあげれば」よいのかもしれませんが、(←スミマセン。「上から」の言い方で・・・)、腕が悪い私は、いつも仕事にいっぱいいっぱいで、話かける時間も気力もなく。

ぶっちゃけ、働かず暇そうにしているおじさんの独り言は、かなりキモい。

そんな時、私は脳内で「領域展延・赤葦京治オーラ」と叫び、『ハイキュー』赤葦京治となり「タスクフォース」する。

自分の出来る事とやるべき事だけに集中することで、相手の効果を無効化し、"仕事やるぞオーラ"を燃やし、相手にダメージを与える。

この領域展延「推しキャラ・オーラ」の良いところは、自分の推しキャラなら誰にもなることができること。

相手の攻撃を見極め、相性の良い「推しキャラ」になり、相手の攻撃から自分を守もることができる。

無敵の五条悟になって、「無下限呪術」を、自分だけを包みこめ領域の範囲で、発動させることもできる。だから、どんな攻撃も防ぐことができる。

・・・

ここまで読まれた人の中には、「コイツ、ヤバい」と思われた人も多いと思う。実際、自分でも病んでるなぁ、と思う。

でも、私の中では、かなり有効な「職場に嫌いな人がいた場合」の対処法になっているので、ご興味を持たれた方は、試してみてください。

他の呪術をお持ちの方は、門外不出でなかったら、教えてください。

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