子育てのラジオ「Teacher Teacher」という神Podcast番組
こんにちは、タカキです。今年の4月から非常勤講師として母校の中学校で数学と社会を教えています。
樋口会長が推すPodcast番組「Teacher Teacher」
午前中に授業を終え、昼からは経理やライティングの仕事をしているのですが、経理の仕事をするときは、いつもPodcastを聞いています。
中でもよく聞くのはギチの完全人間ランド。
福岡県田川市にある廃校利活用施設いいかねPaletteを運営する株式会社BOOKの会長であり大人気Podcastコテンラジオのパーソナリティである樋口会長。
そして、ホームレスを取材するYouTubeチャンネルアットホームチャンネルを運営し、KADOKAWAから「Z世代のネオホームレス」を出版した青柳貴哉さん。
ギチの完全人間ランドは、この2人が喋りまくるPodcast番組です。
その中で、樋口会長がよく紹介するPodcast番組「Teacher Teacher」。
樋口会長曰く、志が高く、勉強熱心な「はるか先生」と多くのPodcast制作に関わる「ひとしくん」が子育てや教育について話す番組でめちゃくちゃ勉強になるとのこと。なので、早速、聞いてみました。
教育の現場に漂う「それどころじゃない感」
Podcast番組「Teacher Teacher」を初めて聞いた時、めっちゃ聞きやすいし、勉強になるし、話している内容がスーッと入ってきました。
とにかく熱く、やさしく、勉強熱心なはるか先生の真摯な言葉、そして、ひとしさんの会社経営やビジネス視点での解釈、さらに、この二人が同級生ということも相まって、絶妙に心地よいです。
はるか先生の子育てや教育のお話は、論文や心理学、そして、教員としての経験に裏打ちされていて、論理的にも、実践的にも、とても説得力があります。
中でも印象に残った話を一つ紹介したいです。
はるか先生は、論文を書くことで教育の現場を変えようと、教員として働きながら、大学院に通っていました。
そして、論文を書き上げ、学会に発表し、ある程度の評価を得たそうなのですが、教育の現場はほとんど何も変わらなかったそうです。
それを聴いた僕は「学校の現場が変わるのは難しいよな」と思いました。なんとなくですが、学校の現場には「それどころじゃない感」が漂っています。
目線を学校の現場に合わせると、学校現場は「理想的な教育」や「よりよい教育」を追求するどころではなく、生徒同士の人間関係や不登校など、対応すべき事案でいっぱいいっぱいなのです。
末端だけなら変わるかもしれない
僕なんかは、週3回程度、3〜4時間、数学と社会しか教えていません。
それに生徒指導や生徒からの相談を受けるなどの役割は与えられていませんので、割と余裕はあります。
だからこそ、僕みたいな末端の非常勤講師は試行錯誤できる余裕があるのです。
なので早速「Teacher Teacher」で話されていたことを実践してみました。
冬休みの宿題について、生徒に自分で丸付けをして提出してもらうようにお願いし、提出してくれたら100点だと伝えました。
「提出すれば100点。だから答えを写さないで、自分で考えて解いてみてほしい。正解したところは◯、分からなかったところは☆をつけて、それで提出してくれたら、みんながどこを理解できているかを知ることができるから、先生はとてもうれしい」
みたいな感じで早速「✗をつけない」と「Iメッセージ」を実践しました。
継続して聞いて、実践していく
正直、非常勤講師をし始めてから、試行錯誤を自分なりに繰り返していました。
なかなかやる気になってくれなかったり、生徒が来なくなってしまったり。
自分なりに改善を繰り返してきたつもりですが、「Teacher Teacher」を聞き始めてから、自分の考えだけでなく番組で話されていたことを参考にした上で、自分なりに改善ができるようになりました。
これって、僕みたいな非常勤講師にとって、ものすごくありがたいんです。
なぜなら非常勤講師は、指導教諭に指導してもらう訳ではなく、学校現場のの末端で自分なりに頑張っています。
だからこそ、少しの余裕の中で、試行錯誤ができるのですが、一方で、どうしても独りよがりになってしまいがちです。
なので「Teacher Teacher」での教育方法は、末端の非常勤講師が試行錯誤するにあたって、めっちゃ役に立つなーと思いました。
それに、はるか先生がやろうとしているフリースクールの費用の考えについて、僕も同じようなことを考えています。
僕は今、学校の現場で色々なことを見て、不登校について、すごく課題だと考えています。
色々な人に話を聞きながら勉強している最中なので、これからも聞き続けていこうと思っています。
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