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新型オトナウイルスで出てきたパンピーさんについての考察(パート1)

9月25日に配信された新型オトナウイルスで、古林さんが話したパンピーの話がマジでヤバかったので、今回はパンピーについて考察してみたいと思います。

パンピーとは、一般ピープルの略称で、多くの場合、普通の人や一般人という意味で使用されています。しかし、今回はラジオの中で出てきた自らをパンピーだと名乗る男性(パンピーさん)について書いていきます。

パーソナリティの古林さんがバーで出会ったその男性は、自らをパンピーだと説明し、趣味や特技は特になく、職場で新人が困る姿を想像するのが「楽しみ」であり、松屋でカレーを食うことが「拘り」だと言いました。

そのパンピーさんは「世の中には、需要と供給があって、古林さんは供給する側の人間で、僕は需要で満足しているんです」と語り「僕はとても幸せです」と古林さんに話したそうです。

成果や生産性って美味いの?幸せなの?

パンピーさんは成果や生産性とかけ離れた生活をしているのだと僕は想像します。一方で、パーソナリティの樋口さんと古林さんは、おそらく成果や生産性を常に考えて仕事をし、生活をしているのだと思います。

成果を求めず、生産性を考えなくても、人は幸せに生きることができるし、むしろ、色々考えない方が幸せかもしれない。それは真理だと思います。

しかし、成果や生産性について日々考えている人は、自身の幸せにとって、無駄なことをしているのでしょうか。

汚い図が示すもの

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この汚い図を見てください。これは「自分」が影響を受けたり、与えたりする範囲を示した図です。影響を与える(与えようとする)意識を赤い矢印、影響を受ける(受けようとする)意識を青い矢印で示しています。

例えば、世界を変えたいと思っている男は、この汚い図が示すように、矢印が自分と世界を往復するような図になります。

また、ネットゲームをやっている引きこもりの人は赤い矢印の先は世界、青い矢印の出発点が家族あたりになるのではないかと思います。

注意して欲しいのは、この図とこの考え方は、その人の偉大さや価値を測るためのものではなく、あくまでも、その人が、どの範囲で生活しているかを想像するためのものです。

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パンピーさんは、おそらく上の図で示す範囲で生活しているのではと思います。あくまで推測に過ぎませんが。

赤い矢印と青い矢印の範囲は、基本的に自分自身で決めることが出来ますが、経済状況などで、その範囲に制限が生じることがあります。例えば、ネット使用料が払えず、インターネットに繋がることができなければ、世界と繋がることは出来ません。

パンピーさんが幸せであること

自分に合った範囲があるのだろうと僕は思います。範囲を広げれば、大変だし、範囲を狭めれば、密度が上がり、充実するのかもしれません。

パンピーさんはおそらく色んな経験の上で、自分の範囲を決めたのだと思います。そして、自分の範囲は、普通の人、所謂、パンピーの範囲だと認識し、古林さんにそう伝えたのかもしれません。

次回は、僕が考える需要人間と供給人間について、書いてみようと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。



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