新型オトナウィルスというPodcastが大好きなのですが、先日、田川市のいいかねPaletteで、パーソナリティの古林さんに初めてお会いしました。そして、一緒に星を見たり、古林論を話してもらったりして、脳汁出まくる素晴らしい時間を過ごさせ頂きました。

新型オトナウィルスでは、読書が苦手な古林さんと樋口さんがそれぞれ読んだ本を紹介するコーナーがあるのですが、古林さんが紹介したリチャード・ドーキンスという進化生物学者が書いた『利己的な遺伝子』という本の話がめちゃくちゃおもしろいのです。

リチャード・ドーキンスが考案した「ミーム」という言葉。

そのコーナーの中で、古林さんがその「ミーム」について話した時、僕は本当にヤバいなと思いました。「ミーム」マジでヤバい、と。そのヤバいはいい意味でもあるし、悪い意味でもあります。

ミームについて簡単に言うと、脳から脳に複製される情報のことです。基本的に遺伝子は複製され、親から子に受け継がれますが、ミームは遺伝子とは別に、人間の脳に複製される情報のことです。

例えば、文化や宗教や習慣が、親から子に受け継がれたりすることはミームによるものだと考えることができます。これは良い意味でも悪い意味でもヤバいことで、実はさっきコンビニで買い物をしてた時にこんなことがありました。

あなたはポイ捨てする人ですか?

買い物をするためにコンビニの駐車場に車を駐車させた時、隣の車に乗っている人がタバコかアイコスを吸っていました。僕が買い物を終えて、車に戻り、駐車場から出ようとすると、隣の車のドアが少し開きました。

そして、隣の車に乗っている人がその窓の隙間から吸い終わった吸殻を外に捨てたのです。

車からポイ捨てをするという習慣は僕の脳に複製されていないため、僕はすごく違和感を感じました。どんな違和感かと言うと「綺麗な床を舐める」ような感じです。「うわっ」ていう感じです。

「ゴミをどこにでも捨てていい」というモラルとかもミームと言えますが、「車からポイ捨てする」という行為って、誰かから自分の脳に複製されたミームでもあると思います。

さておき、ミームは教育そのものでもあって、脳から脳に情報が複製されることを俯瞰で捉えることって、めちゃくちゃ大事なんですよね。時に、子どもの健やかな成長を願う親にとって、絶対知っておくべきことだと思います。

おそらくですが、タバコを車からポイ捨てする人って、その人の親や友人がやっていたその行為が自分の脳に複製されてしまった人なんだと思います。

今、絶対聴くべきPodcast『新型オトナウィルス』

これ、すべての子を持つ親は、絶対「新型オトナウィルス」を聴いて、ミームについて知るべきです。そうしないと、マジでヤバいことになると思います。もちろん悪い意味でです。

多分、『利己的な遺伝子』は難しくて、読むの大変そうなので、新型オトナウィルスで古林さんの言葉で聞くほうが、最も効率が良いです。

田川市のいいかねPaletteで昨夜、古林さんと直接お会いして、色んな話を聴いて、新型オトナウィルス感染拡大のため、これからもクラスターを起こしていくことを心に誓いました。がんばろ。

ここまで読んで頂きありがとうございました。またよろしくおねがいします。

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