高来れい

萩原遼編集「拉致と真実」非常勤編集員、フリーライター(現在休業中)

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最近の記事

「お帰り」と言うために〜拉致被害者・特定失踪者家族の集い〜に参加して

2023年10月21日、久しぶりに都民広場に行きました。 『「お帰り」と言うために〜拉致被害者・特定失踪者家族の集い〜』に参席のためです。 前回同様、東京都庁・都民広場で行われましたが、人の入りは前回よりも少ないように感じました。  行事自体は午前中から行われていて合唱や対談等が行われたようですが、筆者が会場入りしたのは午後でした。  筆者が会場に着いた時は、ちょうど被害者家族の訴えが始まったところでした。  “拉致”関係のイベントはけっこう行われていますが、被害者家族が中心

    • 無表情の慰安婦少女像~彼女は何を見ているのだろう?

      最近、愛知県のイベント関係で従軍慰安婦少女像をメディアでよく見かけるようになりました。 実物はまだ見たことがないのですが、今回、新聞等に出ている彼女の顔を改めてよく見てみました。 まるで能面のように思いました。彼女の目には何も映っていないのでしょうか。 21世紀に入り、彼女たちが生きた戦時期でもないのに彼女たちと同様の生活を送っている女性たちが今なお存在しています。 ウイグル、チベット、アフリカ……。そして彼女たちの同胞たちも中朝国境や北の収容所内で悲惨な状況に陥って

      • “家族会”消滅?!

        10月20日、特定失踪者・藤田進さんのお父さん・藤田春之助さんが亡くなりました。95歳でした。 息子さんに会うことなく世を去ることになり、とてもご無念だったことと思います。 このところ、拉致・特定失踪者の親族の方々の訃報をよく耳にします。皆さん御高齢なので当然かも知れません。 それは被害者本人にもいえることでしょう。拉致されてから数十年も経つのですから相応の年齢になっています。 先日、帰還事業で北朝鮮に行ってしまった日本人妻の家族を支援する団体で活動をされていた方のお

        • “即位礼正殿の儀”の日、虹を眺めながら

          あいにくの雨の中で行われた即位式でしたが、お昼過ぎのいっとき日が差しました。  屋内にいた筆者は虹が見えるのではと思い、大急ぎで外へ出てみたところ残念ながら出ていませんでした。  家に帰ってツイッターを眺めていたところ、虹は出ていたのです。日頃の行いがよくないので見られなかったのかも知れませんね(苦笑)。 ツイッター上には虹の画像と共に素直に瑞祥を喜ぶ言葉がある一方、揶揄するような言葉や否定的な意見もありました。 これらを見ながら、筆者は北朝鮮の労働新聞紙上には、毎年