よく話したフォーデイズ

今回の滞在(すごす)では、なんと2ヶ月ぶりとなり、特に同じく滞在者の佐藤航也さんと堰を切ったようにこの場所を離れた空白期間も含めて取り組みに対してこれまで感じた、考え、どうすごしたのかということ、進路のことなどを話した。近所を散歩し、ほとんどの食事をともにとった4日間だった。さすがに別れのときにはいつもとは違ってさみしさを感じた。いってきます、と言ってみたり。その凝縮版は、管理人のササキユーイチさん、高林洋臣さんとも2日間約5時間ほど時間をとってもらい伝え、彼らの立場から見えていることを聞いた。さらに取材に来ている吉川さんや、ゲストルームに泊まっていたわたなべさんとも寝起きやパーティ中などでも話し込んだ。こうやって話すと、めきめきとモヤモヤが形になってあらわれて歩いていく。やはりともに住む、暮らすことはそれまでの各々の価値観がどうしても出てきて、時に新たな気づきをえたり、ぶつかるというほどでもないけれど、尊重、遠慮で関係性を結びかえてゆく。その過程は刺激的で、しんどくもある。人のことをわかるとはどのようなことか。