ニュースで訃報を聞くときに感じること
中山美穂さんが亡くなりました。ご冥福をお祈りいたします。
訃報を聞くと、気持ちにグサッと刺さってくる感覚ってありません?
いや僕の場合、その人に対する憐憫とか悲しいという感情が湧き上がるかと言われると、正直そこまでじゃないんです。失礼な話なんですけど、感情の持っていき方が分からないというのが本音っつーか。他人の死に対して、どこか鈍感なのかもしれません。
ただ、訃報を聞くたびに普段忘れようとしている裸の王様たる僕を白日の下にさらす感覚がしてます。
死にたいって思うことはあります。多くの人も一度は思う事でしょう。
今の僕は精神的にはあっちこっち彷徨ってる状態だし、無職だし(笑)情けない現状を見てりゃ、余計に考えます。死ぬことで全部解決するかもしれないというよりは、死ぬことで生きることの苦しみや問題から逃げられるっていう感覚の方があってるかも。まあ、考えますよ、そら。
けど、死ぬ勇気もないし、怖い。矛盾ばっかの人生よ、しゃーないじゃん。
だから何も出来てない自分を棚に上げて「なんもかんも考えるのをやめよう」とコントロールしようとしてます。
でも訃報ってやつは心の底からぶん殴ってきやがります。「死」の現実を突きつけて、そこから矛盾を暴いていく。まるでニュースが僕に問いかけてくるみたいです。なんつーかなぁ。「お前、このままで本当にいいの?」って。
勝手に見ておいて、勝手に落ち込んでるお前は何様だとも思います。
そもそも、選択しないことが正解だってことだってあるだろうにさ。こと生死に関してはそれじゃない?理性的には分かってるつもりなんだけどね。
難しいよ、僕ってやつは。