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もう足元を見られても大丈夫!

    「他ではなかなか教えてくれない注意点がいっぱい!」

ツヤのある靴の手入れ

□ ブラッシング(コバ部分も丁寧に→コバってなに?)
□ クレンジング(まず、カカト部分でテストが大事)
□ 靴クリームを塗る(チョンチョン塗り・つま先から塗らない)
□ またブラッシング(色によって3つのブラシを使い分ける)
□ 最後の磨き込み(パンツの裾を靴クリームで汚さないためには)
□ 仕上げに防水スプレー(「あっ、雨だ」では効果がない)


いよいよ本格的なお手入れ方法の説明に入りますね。

きれいにしようと靴を履くときの気持ちって、なんかウキウキしませんか。
「さあ、きれいにするぞう!」って気持ちで始めてください😊

ツヤのある革と言ってもいくつか種類があるんですが、ここではごく一般的なツヤ革のお手入れと注意点にについて説明しますね。

先ず、ブラッシング

最初に、靴ブラシで軽くホコリや表面の汚れを落とします。
豚毛でもいいですが、できれば毛の柔らかい馬毛のブラシがベターです。
サッサッサって感じかな。

縫い目やコバ(ソール周りの出っ張った部分)も丁寧にブラッシングしてください。

クレンジング(クリーナーを塗る)

お化粧で言えばクレンジングですね。
靴の表面の汚れと一緒に古いワックスを落とします。

柔らかい布にクリーナーをチョットだけつけて、靴の一番目立たないところに塗ってシミになったり色落ちしたりしないか確認します。

目立たないところがない場合はカカトの内側部分(ここが目立ちにくく、履いても直ぐに擦れてしまいやすい場所です)でテストしてください。

シミにならないことが確認できたら、クリーナーを全体に塗りこんで、次に布の綺麗な部分で丁寧に拭き取ります。

これでスッキリ! ノーメイクで地肌が出た感じ!。

(ごくたまにですが、クリーナーと間違えて白色の靴クリームを塗ってしまう場合がありますので注意してください。白いクリームを塗ってしまうとなかなか落ちません。

靴クリームを塗る

クレンジングが済んだら次は靴クリームですが、その前にまたテストです。

やはり柔らかい布に靴と同じ色の靴クリームをちょっとだけ取って目立たないところでシミにならないか確認してください。

靴と同じ色のクリームがない場合は、実際の靴の色より薄めの色を選んでください。

確認出来たら靴クリームを大豆の大きさくらいずつ取って塗り伸ばしていきます。

この時も、念のため目立たないカカトから塗り始めてください。
90%以上の人がつま先から塗り始めますが、つま先がシミになったら大事な靴も台無しです。

それと、注意がもう一つ。
靴クリームをあちこちにチョンチョンと付けて後から伸ばすのもNGです。
シミになりやすい革の場合、タイムラグでチョンチョンチョンと付けたところにクリームが深く染み込んでムラになる場合があります。

靴クリームは塗りすぎても必要以上は革が吸収しませんし、ツヤを出す時に拭き取るのでムダになるので、少しずつ丁寧に塗り伸ばしてください。

またブラッシング

靴クリームを全体に塗り伸ばしたら、またブラッシングです。

注: ブラシは靴の色によって最低3種類を使い分けます。
   黒・茶系(赤系も同じで大丈夫)・薄い色(アイボリーやピンク)
   分からなくなると困るので、ブラシに色を書いておくと便利です。

こんどは、毛のしっかりした豚毛のブラシでゴシゴシ磨き込みます。
力を入れてゴシゴシやってください。   大丈夫、心配いりません。
クリームが全体に平均化されるのと、必要以上のクリームが取れてツヤが出てきます。

この場合も縫い目やコバにも丁寧にブラッシングしてください。

最後の磨き込み

最後に柔らかいきれいな布でゴシゴシ磨き込みます。
少し大きめの布(使い古したタオルのようなもの)の方が力が入って磨き込みやすいです。
布にクリームが付くので、きれいな部分に変えてさらに磨き込みます。
布にクリームの色がが付かなくなったら終了です。

注: 靴の表面にクリームが残っていると、パンツの裾を汚します。

どうですか、ピッカピッカになったでしょ!!
「気持ちいい~!!」
今度、靴を履くときはウキウキしますよ。

仕上げに防水スプレーをかけておくと完璧です。
防水は完全に乾かないと効果が出ませんので、靴を履いて出かけるときに「あっ、雨だ!」といって防水をかけても雨で流されてしまいます。

お出かけは、靴だけではなく、着るものもバシッと決めましょう!

次回はスエードなどの起毛革の手入れです。
順番に靴クリームの種類や、つま先だけピッカピッカにする方法もお話しします。
お楽しみに。


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