仕事のできる男は足元が違う!
仕事のできる人って身だしなみも決まって、靴もきれいに履いてますね。
私ごとですが、3年前に横浜の家を売却して鎌倉に引っ越してきたのですが、売却する時にいくつかの不動産会社に相見積りをとり、その時我が家に来たセールスマンの違いの話です。
どこも有名な不動産会社なんですが、ある会社のセールスマンは話が上手くて愛想もよく、調子がいいのだけど、プレスの効いていないスーツにくたびれた靴、帰りに玄関で靴を履くときに靴ベラを差し出したのに「大丈夫です」と言ってつま先でトントン。
これじゃ靴のつま先も痛むしカカトもつぶれますよね。
やはり有名不動産会社のセールスマンですが、話はあまり上手くないけど誠実さがあり、特に高そうなスーツではないけれど(失礼)きれいにプレスされていて脱いだ靴はピカピカ。
帰りに靴ベラを差し出したら「あっ、持ってます」と言ってポケットから携帯用の靴ベラを出して靴を履きました。
人の家へいってあがる時に、脱いだ靴って目立ちますよね。
肝心の家の売却の方ですが・・・
くたびれた靴の方は、はじめはマメに電話も来たけどお客様からの問い合わせが無くなると、こちらから電話しないと連絡が取れなくなって、売れないまま3か月がたちました。
靴のきれいなセールスマンの方は定期的に連絡があり、わずか1ケ月もしないで希望価格で売却が決まりました。
タマタマのことかもしれませんが「やっぱりなぁ」って思いました。
私の場合は昔から靴が好きだったし、靴クリームメーカーにいたこともあり、いくつもの百貨店で革製品を扱う売り場や皮革製品を扱うブランドなどで販売員さんに対して靴やバッグの手入れ方法の研修をしてきたので、靴の手入れに関しては専門ですが、だれでもキチンと手入れをすれば靴は10年以上もってくれます。
トップ画像の靴の写真は、私が10年から15年以上履いてきた靴ですが、今でもほとんど痛んでいません。
特に手入れをしなくても靴を長持ちさせる方法
靴はお手入れも大事ですが、長持ちさせる一番の方法は3足の靴を毎日履き替えることです。
「えぇ~、そんなに靴をもってないよう」て思うかもしれませんが、
靴が傷む一番の原因は「同じ靴を毎日履く続ける」ことです。
人間の体で「一番 汗をかくところは足の裏」だと言われ、一日履いているとコップと一杯分(100cc)の汗をかくとのことです。
その汗を靴が吸い込むわけですが、その水分が蒸発するには48時間(二日間)かかると言われています。
毎日同じ靴を履くと、その水分が残った状態で履くわけなので、不潔ですようねぇ。「わぁ~きたない~!」って思いませんか。
そして、靴も傷むわけです。
ですから、3足の靴を交代に履き替えていれば、常に乾燥した状態で履けるということですね。
そうすると、倍以上長持ちしますし、ちゃんと手入れをすれば、何年も持つわけですから、3足あっても結局はお得で衛生的ということになります。
※ ただし、ソールの減りは修理屋さんで修理しないとだめですよ(;^_^A
次回はもう少し具体的にお手入れ方法をお話しします。