喜田拓也が発する『当たり前のことではない』。その真意こそ彼の原動力〜NumberWeb連載・喜田拓也コラムスピンオフ
「当たり前のことじゃないので」–。
これは喜田拓也が頻繁に口にする言葉だ。この意はいくつもあって、例えば『活躍出来ている今が当たり前ではない』という戒めもあれば、『悔しい思いを味わえることも当たり前ではない』と、ネガティブな要素をポジティブに変える考え方としても捉えている。さらに仲間を思う気持ちにもそれが当てはまる。
「僕の周りにはとても良い選手が多いんです。例えば三好康児選手と天野純選手は2人とも違いを作れる選手なのは誰もが分かるところですが、あれだけハードワークをしてくれて、守備もやってくれるインサイドハーフは、なかなかリーグを見渡しても、あそこまでクオリティー高く攻守両面やってくれる選手はそういない。そこは物凄く感謝をしているし、自分も少しでも2人の負担を減らせられるようにしたい。できるだけ自由にやらせてあげたいんです。…続く
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