14年ぶりのトリニータ復帰。ドラマチックな物語を描き続ける梅崎司と紡いだ自伝『15歳』の秘話。
梅崎司、大分トリニータに完全移籍。
今日、衝撃のニュースがサッカーファンに届きました。
1987年2月23日生まれの34歳のベテランは、そのキャリアをトリニータでスタートをさせました。
そこからグルノーブル、トリニータに戻ってから浦和レッズへ移籍し、10年在籍。2018年に湘南ベルマーレに移籍をして、現在プロ17年目。
ベルマーレでは怪我の影響もあり、思うようなシーズンを過ごせていませんでした。
それでも彼はベルマーレに対して強い思いを持って、若手の模範となるべく、サッカーに全力に打ち込んでいました。
ベルマーレにおける彼の存在は間違い無く大きかった。
ですが、やはり1サッカー選手として、自分のこれからを考えるようになったとき、トリニータからのオファーが。
そして、彼は新たな決断を下しました。
トリニータは彼にとって特別なクラブ。
それは梅崎の初の自伝となる『15歳 サッカーで生きると誓った日』を彼と共同制作をした時に、改めて強く感じたものでもありました。
だからこそ、彼がこのタイミングで大分に帰還をすることは、本当に感慨深く、いろんな感情が湧き起こってきました。
彼は今、何を思うのか。それはまた別の形でコラムにしたいと思いますので、ここでは彼の深層心理まで深く知る大きなきっかけとなった、『15歳 サッカーで生きると誓った日』の制作秘話を改めてここに綴りたいと思います。
この作品は僕にとって人生を大きく変えるものとなりました。
サッカーライターとして、ノンフィクションライターとして、そして人間として。
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これまで22年間、全国各地、世界各国を飛び回ってきました。今後もそうした活動を継続したいと思っております。もしサポートを頂ければ、これからの更なる活発な取材活動に活かしていきたいと思います!よりディープな話題、選手の本音を引き出し、有意義なコラムと写真を出して行きたいと思います。