圧倒的なキャプテンシー、新たらしい日本の10番。齊藤未月がU-20W杯初戦・エクアドル戦で見せつけた存在感
23日に開幕したU-20W杯。初戦で南米王者のエクアドルと対戦したU-20日本代表は、前半終了間際に先制を許したが、51分にはPKをGK若原智哉がビッグセーブを見せて流れを変えると、67分にMF山田康太が同点ゴールを蹴り込んで、1−1の同点に終わった。
この試合、ボランチでスタメンフル出場をしたMF齊藤未月は、90分間、この試合のMVPと言える働きを見せた。
「入りは悪くなかったと思うのですが、正直チームとしてボールを受けるとか、『やってやろう』というところからビビったプレーが多くて、前半はやっぱりみんながボールをもらおうとしないと、あのような形で最後に失点してしまうんだなというのをみんな理解した。
その上でカゲさんからもハーフタイムに檄がありましたし、後半はちょっと遅いかもしれないけど、1−1で終わってかつ逆転できるチャンスもあったのは、一ついいことだったのかなと思います」。
前半、はっきり言ってチームはあまりにも酷すぎる出来だった。パスミスが多く、前線からのプレスもハマらず、エクアドルの攻撃の前に完全に後手に回った。
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