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樺山諒乃介、平井駿助、田川知樹。マリノスにやってくる興國高校トリオはどんな選手なのか。クラブの狙いは何か、徹底解説。
2月11日、驚きのニュースが横浜Fマリノスから発表された。先の全国高校サッカー選手権大会で初出場を果たした大阪の新星・興國高校から一挙3人の選手が2021年シーズンからの加入内定が決まったのだ。
photo:kokoku-highschool
1つの高校で同じ年に3人もの高卒選手(Jユースのトップ昇格は含まず)が1つのJクラブに入ることは、1995年に市立船橋高からFW森崎嘉之、DF茶野隆行、鈴木和裕の3人がジェフユナイテッド市原(当時)に加入して以来、実に25年ぶり。
25年もの間、植田直通と豊川雄太が同じ大津高から鹿島アントラーズに入ったり、今季も興國高から田路耀介と高安孝幸がツエーゲン金沢に入るなど、同じ年に同じ高校から2人の選手の加入があったほどだった。
しかも、それが昨季のJ1チャンピオンであるマリノスだということも、この話題性を上げた。
では、この3人の選手はどのような選手なのか。なぜマリノスが獲得に至ったのか。プレースタイルと獲得の狙いなど、様々な観点から3人を紹介していきたい。
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