天野純のように優しく、プレーで魅せる選手に。マリノス内定・樺山諒乃介の涙の高校ラストゲーム。
スーパープリンスリーグ関西・順位決定戦。7・8位決定戦で興國が大阪桐蔭をPK戦の末に下した瞬間、10番を背負う樺山諒乃介の目からは大粒の涙が流れた。
「高2からずっと10番を背負わせてもらって、プレッシャーがある中で戦って来て、しんどさと言うかいろんな辛さがあった」。
中学時代は大阪の強豪クラブであるRIP ACE SCジュニアユースに所属。青森山田、流通経済大柏、ガンバ大阪ユース、セレッソ大阪U-18と強豪校、Jクラブユースが熱烈オファーを出す中、彼はJリーガーこそ多く輩出しているが、全国大会出場経験ゼロの興國を選んだ。
※本文、写真の無断転載、スクショによるSNS等への投稿はいかなる理由であろうと禁じます
※単発での購入も可能ですが、月刊で「安藤隆人の取材ノートとカメラから紡ぎ出す物語 」を定期購読していただくほうがお得です。
ここから先は
2,516字
/
11画像
¥ 300
これまで22年間、全国各地、世界各国を飛び回ってきました。今後もそうした活動を継続したいと思っております。もしサポートを頂ければ、これからの更なる活発な取材活動に活かしていきたいと思います!よりディープな話題、選手の本音を引き出し、有意義なコラムと写真を出して行きたいと思います。