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天野純のように優しく、プレーで魅せる選手に。マリノス内定・樺山諒乃介の涙の高校ラストゲーム。

スーパープリンスリーグ関西・順位決定戦。7・8位決定戦で興國が大阪桐蔭をPK戦の末に下した瞬間、10番を背負う樺山諒乃介の目からは大粒の涙が流れた。

「高2からずっと10番を背負わせてもらって、プレッシャーがある中で戦って来て、しんどさと言うかいろんな辛さがあった」。

中学時代は大阪の強豪クラブであるRIP ACE SCジュニアユースに所属。青森山田、流通経済大柏、ガンバ大阪ユース、セレッソ大阪U-18と強豪校、Jクラブユースが熱烈オファーを出す中、彼はJリーガーこそ多く輩出しているが、全国大会出場経験ゼロの興國を選んだ。

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