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顧客リストの育成

1つのプロダクトやサービスで、戦える時代は終わった。コロナ禍でより加速した。

プロダクトやサービスのライフサイクルセオリーが激変した実感はみんなあると思う。
「導入期」「成長期」「成熟期」「衰退期」のS字カーブの論理は変わらないが、
「成長期」と「成熟期」が昔より遥かに短い。

どんな企業もそんなにヒット商品やホットなサービスをどんどん開発することは難しい。
バンバンヒットする商品やサービスを出せる方法があるなら教えて欲しい。

そこで、顧客リストへの意識を変える、ことをオススメしている。
顧客リストを獲得するだけではなく、顧客リストを育成する意識に変える。

持論のポイントは、「狭く深く長く」だ。
顧客を絞り、顧客と深く、長い関係性を構築する。

その先に、コミュニティやファンが生まれる。
まさに顧客と育み、成長するイメージ。

プロダクトやサービスではなく、会社のブランドを愛しえてもらう。
プロダクトやサービスは、そのコミュニティやファン化するための手段であり、枝葉だ。

今まで以上に会社の姿勢やあり方が問われる。
会社のブランド!
その会社のファンをいかに作れるか。
顧客リストを育てられていない企業は確実に厳しくなる。

企業も個人も垣根がどんどん氷解している。
BtoC、BtoB、D2C、CtoC、PtoC。。。

「狭く深く長く」
最小にして最強のコミュニティは、家族だと思う。
家族とは、好むと好まざるに関わらず「狭く深く長く」だ。

私はそんな未来をちょっとだけ楽しみにしている。
家族みたいに、会社とお付き合いできるなんて私は素敵だと思う。

今週はこの辺で。
では、また来週お会いしましょう。

人生一度きり!
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布施卓人

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