教えたくない、大都会の憩いの場
誰にだって、人には教えたくないような場所がある。特に東京に住んでいると、週末出掛けた先でカフェが見つからない・・・・なんてことがよくあって、そんな時に「人には教えたくないけれど、くつろげる空間があるんだよなあ」という話は是非とも知りたいもの。
でも、当たり前だけど、そんな貴重な憩いの場を喜んで人に教える人は少ない。雑誌に掲載されている「穴場スポット」はすぐに人でいっぱいになるし、好きだった定食屋がテレビに取り上げられると、たちまち行列ができたりする。悲しい。
フリーランスの僕としてはこうした憩いの場を比較的知っているんじゃないかと思う。表参道なら「蔦珈琲店」だし、青山一丁目なら上の写真にある「草月会館」、渋谷なら「トランクホテル」で新宿なら「らんぶる(の禁煙席)」といったところ。銀座には「パウリスタ」があるし、日比谷なんかはすごい絶妙な地下にスタバがあったりするので、重宝している。特に京都タワーを手掛けた山田守の自宅を改装した「蔦珈琲店」や丹下健三建築の「草月会館」など、建物に意味があるとなお趣深い。
実は僕が一番重宝しているカフェは代官山にあるんだけれど、そこは本当に教えたくないので、ここでは割愛(笑)。こうした教えたくないスポットを本当にひっそりと掲載しているブログとかってあるのかしら。