物件探し備忘録(2021.01.27)
昨日から突然、団地への憧れが増している。なぜかはわからないけれど、都心でもなく、田舎でもない、郊外の年というそのちょっぴり閉鎖的で人工的な街がいいなと思ってしまった。
それは多くが高度経済成長とともに生まれたもので、だからこそ、どことなく昭和の夢が詰まったユートピア感があるし、なんとなく風通しの良さがいまでも残っていて、いい。
ちなみに、団地というのは「同一敷地内に建てられている共同住宅の建物群」のことで、建物を指すのではなくて、いくつかの建物が建っている土地のことをいうらしい。
その多くはすでに建設から四半世紀以上を経ており、老朽化の一途を辿っている。さらに郊外だから安い(しかもURなんかは礼金と仲介手数料がだいたい無料)というのは団地のメリットな訳だけど、ここ最近はおしゃれなリノベも増えていて、賃貸物件も充実していて、非常に団地に住みやすくなっているわけである(リモートワークも増えてきたしね)。
一番有名なのは、URと無印良品のコラボだろう。昨日気になって調べたら多摩ニュータウンにあるリノベ物件がたしか7万円くらいで出ていたのだけれど、今朝見たらもうFULLになっていた。凄まじい人気である。
同じURでいえばIKEAの家具やキッチンを利用したコラボもあるけれど、こちらもかなり人気でほとんど空いていないかな。
ただし、URのリノベ物件は水回りが古いままのところも多く、それはリノベで安いが故の悩みでもある。温水便座とか大事よね。
一方で、水回りや建物の外装とかも含めてかなり綺麗に生まれ変わっているようなリノベ物件もある。
たとえば、綾瀬にあるアウトドア好きに向けた「いろどりの杜-hands-on-villege-」。スケルトンに近い内装はDIYも可能だったりして、普通に住むの楽しそう(あと、DIY可能物件だけを集めたサイトは店舗とかもたくさん載ってて見るの楽しい)。
おしゃれ物件でいえば、こうえんじ団地みたいなクリエイティブなやつもあるね。ここも多分めっちゃ人気よね。
というわけで、イケてるところは空きがなかったり、郊外だと結局どれがいいだろうって悩み始めたり、そもそも内見行くのめっちゃ大変じゃない!?ってことで、今夜も団地生活を空想しながら、また物件をdigるだけなのであった。
最後に、これはもはや団地ではなくマンションなのかもだけど、いつか一度は見てみたい、takagi planning officeという大好きな設計会社さんが手がけた梶が尾の物件だけご紹介して終わりにします・・・。