「とうめいなもの」に目を向ける
みず、くうき、ひかり。
どこにでもあって、透明で、普段あまり気にすることはないはずの、そんな当たり前のものに僕は心惹かれるようになりました。
考えてみれば、大人になるにつれて、空が綺麗だとか、水が透き通っているとか、身の回りにある、当たり前のことに目を向けることは少なくなりました。特に、ものや情報で溢れた東京に住んでいると、人に冷たくなったり、生きていくために取捨選択し、どんどん合理的になってしまうものです。
それでも生きてはいけるけど、なんだか、悲しい。そう思って、ぼく自身ここ5年くらいは東京から逃れるように地方に行ったり、都会にいてもよりピュアでクリーンなものに触れることが増えました。
東京にいると働き方改革にばかり注目が集まりますが、むしろ休み方を本気で考えたり、そもそも無理して頑張らなくてもいいんじゃないかと思えるようになりました。その方が心が穏やかになったり、誰かに優しくなれる気がしたのです。
だから、誰かの役に立てるのか全くわからないけれど、これまで見てきたものやこれから行くところ、ぼくが思うピュアで透き通った“ものごと”を勝手にまとめてみようと思いました。
名付けて「mu」プロジェクト(仮)。心を無にできるもの、クリーンなものを探したいから、単純に「無」という名前がいいんじゃないかという妻がの提案をそのまま採用しました。でも、そもそもぼくの考える「とうめいなもの」ってなんなのか自分でも言語化できないし、これからどうしようか何も考えていないのですが、まずはゆるい感じで不定期に、noteにいろいろあげていきます。もしも共感してくださる方がいたら、ぜひお力添えをお願いいたします。