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#513 エンジン音もいいけど音楽もね

トランポとしての使い勝手が向上したうちのサンバーですが、エンタメ性は要努力。オーディオレスのため、視覚的に殺風景なだけでなく、物理的にも寒々しいのが数少ない難点です。運転中は、クローバー4エンジンの官能サウンドを聴け、ということなのかもしれませんが、FMラジオとCDくらいは楽しみたいので対策することにしました。

なんと開放感あふれるインパネでしょう。

とはいえ、1DINなり2DINなりのチューナー&プレイヤーを買ってくれば解決ってものでもありません。なぜなら、シガーソケットすら非装備のこの車体は、おそらく当時の最廉価グレードなのでしょう。スピーカーはなく、したがってその配線も通されておらず、オーディオ本体だけでは、どうにもならないからです。

というわけで、困った時はアマゾンかメルカリに頼れば大体解決。必要そうな物を検索すると、どんぴしゃな純正パーツを出品しているひとがそれなりにいて、どこのどなたかは存じ上げませんが、皆様ありがとう。以下は、地球上の誰の役にも立たない作業の模様です。

各方面から届いたスピーカーとかグリルとか配線とかビスとかタイラップとかグロメットとか。
スピーカー装着の下準備のため、まずはくるくるハンドルやドアのオープナーを取り外し。
内張りをひっぺがすとこんな感じ。
一応、ドリルとサンダーを準備して臨んだものの、スピーカー固定用のスペースは最初から開いていて、ちょっと安心。ビニールの一部をカットして、ブラケットを埋め込みます。
ヘッドライトを緩め、スピーカーの配線をいい感じに車内へ引き込みます。
お次はスピーカーのグリルを取り付ける準備。これまたビス穴が開いているだけでなく、親切なことにガイド線も引いてあったので、それにしたがってカッターで内装材を切り取ればOK。
そしてグリルをビス留め。
あとは内張りを戻し、右側ドアもほぼ同じ作業をして終了です。
スピーカー一体型のやっすい中華製1DINオーディオ(↑)もあって、こういうのなら配線も装着も簡単なんですけどね。絶え間なくガタピシする軽トラとの相性は、信頼性とか耐久性の面でいかにも悪そうだったので、見送ることにしました。

そんなこんなで、これにてオーディオ選びの自由度が飛躍的に高まったため、そのうちなんか見繕って装着します。それにしてもですよ。格安コストで、どんどんいい感じに育ってくれるので、だいぶ楽しいです。


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