#495 MotivationとかDeterminationとか
一昨年は比較的穏やかだったのだけど、昨年の秋頃からまた身近なひと、世話になったひとが亡くなりはじめた。
死については生来ドライで、いつぞや記したように、今は誰の通夜にも葬式にも参列していない。その家族にお悔やみの電話一本もかけていない。
普通のひとが普通に持ち合わせているはずの、寄り添いのようなものが欠損している、という事実を自覚しないわけにはいかず、時々そのどうしようもなさが、気をとがめてくる。
だけれども、なにかを書きたくなったり、なにかが書けるのはそういう時だったりもして。死は締切のようなもので、そこにある種のモチベーションやデターミネーションを感じてしまうのだと思う。