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#509 ちょっとずつトランポ化

昨年、譲って頂いたサンバートラックですが、バイク積載の使い勝手をよくするため、地味に手を加えています。まずはタイダウンを掛けやすいように、フックを増設。スーパーキャリイ時代は、そこそこ高価なオールセーフ製のエアカーゴキットを使っていたものの、今回はどこにでもある、お値段数百円のアイボルトとかグランドフックで済ませることにしました。

用意するのはドリルとかノギスとか切削油とか。
まずはタイダウンを掛けやすそうな場所を決めて、下穴を開けます。
その後、12.5mmのドリルでグリグリッとして、さび止めを塗布。
お次に取り出したるのがM8のアイボルトとターンナット。ねじ径がM8なのに、なんで12.5mmの穴を開けたのかというか、ターンナットの幅が12mmだから。
今回、初めて使ってみたターンナットですが、開けた穴にこんな感じでぶっ刺します。
これが中でどうなるのか?
アイボルトの先っちょでこちょこちょっとすると、最初はまっすぐだったダイカストの台座部分が穴の中でくるりんぱ。
ねじ山を噛ませて位置決めができたら、締め込んで固定。中に手の届かない、密閉された中空パイプでも一か所の穴開けだけでボルト留めができる便利アイテムです。
仕上がりはこんな感じ。ターンナットの構造上、強度はさほど望めないでしょうし、そもそもアイボルトを使うなら回転式とか首振り式がベターですが、そうすると結局お高くなるので、コストとスペース効率を踏まえて、しばらくはこれでいってみよ~。
ついでに、キャビン後方というか、荷台前方に備わっている鳥居(アングルポスト)は不要なので取り外し、その穴もアイボルトで埋めたり
予備的に使えるグランドフックを荷台中央に追加してみたり。なんでここはアイボルトじゃないのかというと、可倒式にしないと邪魔になる場所だから。ねじ箱に転がっていた出所不明のビスがでか過ぎて、やや不細工ですが、まぁいいでしょう。
鳥居がないと、すっきりしていいですね。ある種のボバー感と言えましょう。そんなこんなで成人の日が暮れていきました。成人を迎えた娘は式に出るでもなく、どこかへ出かけるでもなく、家に居て、じぶんは軽トラをいじって、妻はテレビで全豪オープン観戦。平和で幸せなことです。

お次はなんでしょね。スバル謹製CLOVER4エンジンをきれいにしてあげたいところですが、プラグコードを永井電子の青色のやつにしたりとか、シリンダーヘッドカバーに赤色のリンクル塗装を施したりとか、そういう方向に手は出しません。たぶん。ほな、また。

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