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#395 今朝の我が家と最近のこと
「父、泣いたりすることあるの?」
え? 知らない? たぶん2日に1回は泣いてるよ。1日に2回泣くことも珍しくないし。
「母~。父がそう言うんだけど、んなわけないよね?」
ううん、2日に1回かどうかはわかんないけど、あなたの父ちゃんはしょっちゅう泣いてるよ。
「げ……。たとえば、なにで?」
NHKの朝ドラをBS(7時30分~)で見て1回。最近だと、ZIP!の中でやってるなっちゃんのお弁当のやつ(7時50分くらい~)を見て1回。そのまま、地上波のNHKで朝ドラ(8時~)のおかわりをすることもあるから、なんなら朝っぱらの短時間に3回泣くこともありますが。
「いや、少なくとも、なっちゃんに泣く要素なくない?」
あるよ、いくらでも。今でこそ、お弁当は母に任せっきりだけど、昔は父も時々作ったし、保育園時代はキャラ弁を持たせたこともあったはずですよ。なによりチャーハンは天才の所業だと自賛せざるを得ませんね。そんなこんなで、色々と感じ入ることがあるわけです。
朝ドラといえば、貴司くんの短歌をノートやスケッチブックに書き写している。万年筆を使いたいがために、朝と昼と夕方の1回ずつ。写経みたいなもので気分がちょっと引き締まるものの、当たり前に文字が少ないので、そこにヨルシカの歌詞を加えてみたり。貴司くんが組み合わせる言葉と違い、ものすごく難解だし、字に起こしてみたところで腑に落ちたりはしない。でも、CDを繰り返し流してしまう。分かりやすくて、すんなり馴染むものか、そこから結構ずれたところにあるけれど、つい読んだり、聴いたり、手に取ってしまうものか。なにかを作り出すのなら、それはずっとついてまわる。ヨルシカが広く受け入れられる若者の感覚っていいな、と思う。