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2020年、Podcastと出会って。@inase17000と小粋fmを初めて半年やってみた振り返り

皆さん、こんばんは。はじめまして。藤井@taka_ftです。今年も後1日というタイミングで、今年あった大きな変化についての振り返りをnoteにまとめます。

2020年という年は

僕にとって、大きな転換期となる年でした。新卒で入社以降、約10年間働いた楽天を退社し、今年の1月1日から、WealthParkというスタートアップに参画しました。現在はVPoEとして、開発組織をマネジメントしています。これは僕にとっては初めての転職で、環境もガラッと変わり、不安や緊張もある中、この1年間走り続けてきました。
ということで、日々の業務に大きな変化があった2020年ですが、本業以外の取り組みとして、今年の7月から、楽天の新卒の同期であり、現在はユアマイスター株式会社の開発責任者をしているinase17000と、小粋fmというpodcastを始めました。anchorを利用して、各podcast platformで配信しており、spotify, apple podcast, google podcastなどで配信をしています。まだまだ初めて半年ですが、毎週 or 隔週で配信を続け、12月31日現在で22回配信しています。(シンプルなロゴですが、結構気に入っています)
そんな、本業以外でも新たな取り組みをした2020年でした。

発信すること

いわゆる大きな会社からスタートアップしたこと、加えてVPoEとして、ある種会社の開発組織を代表する立場として、自身が発信する必要性を非常に感じました。まずは、会社のことを知ってもらう必要があると。自分も、元々この会社を知っていたわけではなく、エージェント経由でWealthParkの存在を知りました。会社の情報や取り組みに関してはググれば出てくるものの、エンジニアリングに関連する情報はほぼ全く出ておらず、実際に会社の方と話をしたりする中で知る必要がありました。ただ、この時代、日本海外多くの会社がエンジニアリングについての発信をしていて、エンジニアは比較的簡単に情報を手に入れることができます。その中で、エンジニアは自分が魅力を感じる情報や、環境を知ることができ、そこから採用に繋がることもあるでしょう。今のWealthParkには、そのケースはほぼありません。(ただ、今年から情報発信は続けており、少なからず前よりは情報にリーチできるようになってきています。)

また、自分個人のVisibilityも高める必要があると感じています。前職でも、カンファレンスや勉強会でお話させて頂く機会があり、多くの方に話を聞いていただきました。ただ、ここで多くの方にお話を聞いていただいたのは、少なからず、"楽天のシステムがどうなっているのか"、"大規模なシステム、組織でどのような取り組みをしているのか"ということに対する関心が動機となり、聞いていただくケースが多かったと感じています。
WealthParkのユニークさはありますが、まだまだそれを十分に周知できていない状態で、情報の発信をより広げていく為に、自分自身の発信力もより必要だと強く感じた1年でした。

その意味でも、Podcastは、まさに僕自身、発信に対するチャレンジです。

Podcastを始めたきっかけ

とはいえ、Podcastを始めたきっかけは、星くんが僕を誘ってくれたからです笑。

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ただ、上記のような想いを抱いていましたし、一方で日々の業務に集中している中で、ちょっと不安だけど、面白さの方が大きいな、と思い、やろうという返事をすぐにしました。
そこから「どんな話をしよっかー」という打ち合わせをオンラインでして、隔週で収録を初めて、継続的に配信するに至ります。

星くん@inase17000と藤井@taka_ft

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ここがまた面白い所だなーと思うのですが、"星くん"・"藤井くん"で呼び合うことからも想像されるように、新卒で楽天に入社したから、凄く仲が良かったわけではありません笑。語弊の無いように伝えると、全くもって仲悪いこともなく、同じ開発の同期として、みんなで飲んだり、楽しく話をしたことはあります。が、2人で食事に行ったり、話をしたのはPodcastを始めてからです笑。

強いて言えば、Twitterをお互いフォローしていたので、なんとなくお互いが似ている部分がある(かもしれない)仕事をしていた、というのがありました。そんな中、VPoEとして僕が取り組んでいることをブログにしたのが星くんの目に止まって、興味を持ってもらった、というのもあります。(podcastでも話をしています。)

実際にやり始めて、結構お互い良いバランスで続けられているのではないかと思っています。モチベーションに差がありすぎることもなく笑、お互い少しだけプッシュしたり支えたり、忙しい時はスケジュール調整したり、改善点をお互い出し合いながら、続けてこれました。
お互いそれぞれ、忙しくて準備ができなかったり、ネタを考えられなかったりすることがおそらくあり、podcastを続けられずに終わってしまう可能性はそれなりにあったなーと思います。
雑談回は小粋fmをより気軽なものにしたいという想いと、元々話したかったネタについて十分な考察ができなかった時の為という二面性があります。
そんな感覚もありつつも、お互いフォローしあって22回配信を続けられたので、相性悪くはないんじゃないでしょうか笑。

なんとなく始めたpodcastですが、もしも来年1年続けることができたら、相方感が出てきそうな気がします。不思議なもんです。想像もしてなかった。

小粋fmという名前について

小粋という名前ですが、元々僕は、友人何人かと、koikiというグループで活動を行っていました。(こちらはハッカソンに出たり、何かプロダクトをみんなで作るという取り組みをしています。)

小粋に話をしたいというテーマがしっくりきたので、名前を借りて使ってます。
最近はkoikiの活動もあまりできていないので、2021年は何かできるといいな。

podcastをやってみて

さて、ようやくpodcastの話です。
実際にやってみて思うことは、まぁー難しい。
面白いことを話そうと思って話せるわけでもないし、1回勝負ではないので、凄くたくさん毎回準備することも難しい。今自分が持っている知識や考えが素直に出る。分からないことや、確かではないことは話せない。今でこそ、em.fmをはじめとする、様々なpodcastがエンジニア界隈でもありますが、ああやって、為になる内容を分かりやすく話せることって、本当にすごいことだなと思いました。やって分かる難しさがそこにはありました。ただ、一方でやりながら改善してきているのは感じますし、やることでしか改善していかないんだろうな、ということも感じています。
一方で、声が聞き取りやすいと言ってくれる方もいたので、気をよくしながら笑、これからも続けることで、改善していければと考えています。

次に、準備とコンテンツについてです。
基本的には、Miroというオンラインホワイトボードのツールを使って、マインドマップを中心に、ネタのすり合わせを行っています。(別途細かい会話はslackでしています)
別途何かの機会に書こうと思いますが、僕はMiroが大好きです。超絶おすすめツールです。

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この方法は完全に独自に編み出されたものなので、もしかしたらユニークかもしれません。
というか、他のみなさんがどのようにpodcastの準備をしているのかが凄く気になっています。教えて下さい。笑

マインドマップの中心にテーマがあり、そこから左右を星くんと僕で、話をしたい内容に合わせて伸ばしていく感じです。

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必ず全ての内容に触れるわけでは全くなく、あくまで自然な会話の中で、リファレンスとして利用しているイメージです。
最初はお互いがバラバラにマインドマップを伸ばしまくってたんですが笑
ある程度粒度をそろえるとお互い話をしやすいことに気付き、最近はマインドマップの1階層目のテーマをお互いある程度合わせてマインドマップを書くようになりました。

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これによって、それぞれのテーマについて、お互いがお互いの考えを話すことがやりやすくなります。

あとは、話終わったあとのメモやログもここに残しています。
星くんもpodcastで言っていましたが、ここに残っている内容が既に価値になっています。
それぞれのテーマについて、お互いが考えていることや、関連する情報をまとめているので、
自分たちにとって優良なまとめになっています。
公開できない情報もいくつか入っているので、完全に後悔はできないのですが、
需要があれば、お見せできる範囲で、こんなことを書いてます、というのをいつか見せられたらいいなと思っています。

振り返りについて

全体の振り返りは、それこそpodcastで2回に渡り話をしていますがので、もしもよろしかったら、試聴して頂けると幸いです。

フィードバックについて

podcastをやって思うのは、フィードバックと、質問がめちゃくちゃ嬉しいです。
ですので、もしも小粋fmを聞いてくださった暁には、是非是非フィードバックや、質問を頂けるととても嬉しいです。


また、フォロワーが凄く少ない笑、Twitterアカウントもありますので、良かったらそちらおフォローして下さい。最新の情報を常にお届けします。


まとめ

小粋fmやってみてよかった。大変だと思うこともあったけど。
続けることは難しい、けど続けるということは内内の目標であり、
来年は聞いて頂いている方に対して、為になる情報をより伝えることができる小粋fmにしていきたいと考えています。引き続きよろしくお願い致します。

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