失敗して、くよくよして、前に進む 【115/200】
「こんなはずじゃなかった」
毎回同じことを思いながら、思ったような結果が出せない。
ステージに立つ者として、プロアマ関係なく結果がすべてだと肝に銘じて、毎回のライブの準備をしているつもり。
でも、なかなか結果は伴ってくれない。
失敗しても、目の前のお客さんに少しでも楽しんでもらえるように、その時できる全力を尽くす。
お客さんはそんな僕を温かく見守ってくれる。
だから、僕は笑顔で歌うことができる。
ただ、失敗したのに、お客さんの温かさに甘え続けるわけにはいかない。
ライブの翌日は、とても幸せな気持ちだ。
お客さんと音を共有できた刹那の宝物のような空間。
思い出すたびに、心が満たされる。
と同時に、僕はたくさんくよくよする。
宝物は、もっともっと磨くことができる。
温かく見守ってもらえていることへの恩返しは、次のライブでもっといいパフォーマンスをすること。
もっと心を動かす歌をつくり、うたうこと。
当たり前なことだけど、
練習でできないことは、本番じゃできない。
練習でできても、本番でできるとは限らない。
これでもかと積み上げた練習しか、本番を支えてくれるものはない。
影の努力なんか人様に見せるものじゃないし、努力は失敗の免罪符になんかなりもしない。
いいライブを、したい。
そのために、
今日もくよくよしながら、僕は前に進む。
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noteを読んでくださりありがとうございます。
歌を聴いてくださる皆様のおかげで、ヤマカワタカヒロは歌い続けることができています。
いつも本当にありがとうございます。