ちょっと泣きそう
ヤマカワタカヒロです。
6/27の下北沢LOFTワンマン、チケット予約受付中です。
もろもろの感染防止対策を徹底して、座席数も多幅に減らしています。
が、その定員数も埋まらないかもしれません。
このご時世、まだライブに足を運ぶのは不安だし、興味があっても家族や仕事の関係で行けない、ということもあるだろうし。
とはいえ、ライブを楽しみにしてくれている声を聞いてきて、コロナ前にLOFTを満員にしてくれたみんなの顔を思い浮かべて、開催を決めた。わけだけど、やっぱり世界が変わってしまったわけで、もう前の世界とは違うわけで、この状況で、ぜひ来て欲しいと、心から言えない自分もいます。
来てくれるかどうかは、一人ひとりが決めることだし、もし、思うよりも埋まらなかったとしても、こんな状況で来てくれた人のために全力をつくすだけで、そして、来たくても来れなかった人たちのために、後日の映像オンラインビューイングも全力で準備をするだけです。
本当は、今回のライブは、ゲストのための大切なコンセプトライブでした。
去年のLIVE YELLを見に来てくれて、1年後のLIVE YELLで一緒にステージに立とうと約束をして、それから9カ月間一緒にギターの練習してきて、大きく成長した彼の晴れ舞台に、満員のLOFTを用意するはずでした。
でも、その途中で世界が変わってしまった。
そんな中でも、彼は練習をやめず、僕らのレッスンも対面での毎月から、オンラインでの毎週に増えて、彼は努力と成長を止めなかった。
開催の判断自体がとても難しいなかで、彼と何度も話をして、今回、厳しい状況にも関わらず、ステージに立つことを彼は選びました。
今回、彼が選んだ歌は、こんな今だからこそ、みんなに聴いてほしい歌です。
本当に、満員のLOFTでみんなに聴いてもらいたかった。
彼の演奏は、様々な事情から、オンラインビューイングではカットとなります。
だから、会場で生で聴いてもらうしかない。
LIVE YELLは、僕のライブであって、僕のステージじゃない。
昨年はMachacoのステージが「LIVE YELL」であり、今年は彼のステージこそが「LIVE YELL」です。
彼に負けないように、僕も彼のレッスンと同時にピアノを習い始めました。
LIVE YELLのステージで、僕は僕で、彼と一緒にがんばってきたピアノ弾き語りに挑戦します。
この9ヶ月のふたりの物語を、満員とは程遠いけれど、逆に今しかないLOFTのステージで結実させたいと思っています。
これまでにない準備の難しさで、僕自身の配慮不足でいろんな人たちに迷惑をかけて、謝ることしかできず、空回りしている自分に自己嫌悪で泣きそうになるけれど、今はただ、6/27を無事に迎えること、そして、彼の歌をお客さんに無事に届けられることだけを、心から願っています。
願わくば「LIVE YELL」を、会場で一緒につくってください。
どうか、よろしくお願いします。