人を信じ、待ち、許すこと 【039/200】
ヤマカワタカヒロです。
ラグビーワールドカップが盛り上がってますね。
アイルランド戦、めちゃめちゃ熱かった。。
戦略通りのゲーム運びと、タフな守備をやりきったチームの意思統一は、本当にすごい。
試合の選手たちが口々に「自分たちがやってきたことを信じて戦った」と話していたのも印象的でした。
まさに「信は力なり」だな、と。
ラグビーは子どもの頃から大好きで、それは、なんといっても、ドラマ「スクール☆ウォーズ」の影響を思いっきり受けたためです。
「スクール☆ウォーズ」は、数々の名作を生み出した大映ドラマの一つで、1984年10月から2クールにわたって、TBS系列で放送されました。
この頃僕は幼稚園の年長で、テレビで阪神の山川捕手がホームランを打つシーンを見て、縦縞に憧れ、熱狂的なタイガースファンになり始めるタイミングだったかと。
僕は、人生に必要なことの半分を「スクール☆ウォーズ」から教わったと言っても過言ではないくらい、このドラマで描かれた出来事と、数々の名セリフを、何度も何度も思い返しながら生きてきました。
「スクール☆ウォーズ」も、主人公の熱血教師・滝沢賢治のモデルである山口良治先生や、全国優勝時のキャプテン・平山誠のモデルである故・平尾誠二さんの著作も、僕の人生のバイブルになっています。
ドラマ内の名セリフの一つに、こんな言葉があります。
人の心を思いやるということ。
それが愛というもんや。
人を信じ、待ち、許してやること。
これは、主人公の熱血教師・滝沢賢治が、中学校時代の恩師に叱られたときに贈られた言葉です。
当時野球部のキャプテンだった賢治は、ミスをしたチームメイトに「ヘタクソ!」と厳しい言葉をぶつけます。
それを見た恩師・藤山先生が賢治を呼び出し、前述の言葉をかけるのです。
誰もエラーをしようと思うてするやつはおらん。
三振しようと思ってボックスに入るやつもおらん。
みんな一生懸命なんや。
努力することは、難しい。
努力を結果に結びつけることはもっと難しい。
でも、もっともっと難しいのは、ともに戦う仲間たちと「チームになること」です。
スポーツでも、仕事でも、音楽でも、ボランティアでも、いろんなチームに所属してきたけれど、本当に強いチームになれたのは、やはり、相手を信じ、待ち、許し合うことができたチームでした。
今夜のラグビー日本代表の姿を見て、「スクール☆ウォーズ」の数々の名場面を思い出して、人生において本当に大切なことは何か、改めて考え、感じることができました。
勇気をもってタックルし、愛をもって仲間と戦う。
そんな人生を送っていきたいな、と。
タイガースも残り2試合。
奇跡のCS進出目指してがんばって!
マジで!