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子ども達が生き生きする幼稚園

シンガポールに滞在しながら陸続きのマレーシアまで足を伸ばし、マレーシアの幼稚園を訪問させていただきました。
日本にいると国境越えはハードルが高く感じますが、シンガポール-マレーシア間はそこまで難しくなく陸路での国境間の移動が可能です。勿論パスポートチェック等はあるので、そのチェックの際は車移動の場合はそれなりに渋滞します。(今回は1時間くらい?)
今回は特にマレーシアの中でもシンガポールに近いジョホールバルの幼稚園を訪問させていただきました。

到着してすぐ、子ども達から歓迎の歌を披露いただくなど、とてもウェルカムな雰囲気でした。こちらの幼稚園は建物に何か特徴があるわけではありませんが、オーナーの子どもへの愛情がとても伝わるような教育方針でとても感銘を受けました。

到着してすぐに園の活動をパワーポイント等を使って紹介いただきましたが、子どもたちの体験を非常に重視している教育方針で、多くのイベントを企画しておりました。子どもたちが自分たちが食べる魚を調理するにもさばくところから体験させたり、異文化交流に、力を入れていたり、園の紹介やルールを子どもたちが動画で紹介していたり(しかも様々な言語で…)。
その後弊社保育園KSL(Kids Smaile Labo)の松下園長とテレビ電話。それぞれのカリキュラムの良い特徴を共有し合い新たなシナジーが生まれそうで今後が楽しみです。


その後オーナーにおすすめのカフェに連れてってもらったのですがそこがとても圧巻でした。


滝のようなスコールも日常茶飯事
カフェから見える景色は圧巻です。

カフェのオーナーは幼稚園も運営していて、建物は基本的にセルフビルド。ほとんどの駆体は短管で構成されていて部分的に木材で補強しています。一般的な階高くらいある中で基本的には手すりなしの景色を楽しむことができます。ジャンプしたら揺れるし、全面は安全ネットみたいなものがあるだけですが、環境の心地よさを全身で感じ取れます。

自家製折れ戸も隙間だらけですが、リーズナブルで環境にとてもあっています。

オーナーの想いがまさに形になった居場所となっています。恐らくインターネットには出てこないこの場所は現地の知る人ぞ知る場所だと思われます。そういった意味で現地の地元民にアテンドしてもらうということはネットにはない価値があるなと感じました。

こちらのオーナー
獣退治用の吹き矢

そして本当の意味で、自然と共に学ぶというとはこういったことなのかなとも感じました。おそらく雨が降ればそれなりに吹き込むでしょう。移動の際もれます。(トイレに行くさいも私自身それなりに濡れました)
風が吹けば隙間風はいくらでも入ってきそうです。空調なんかありません。しかし、自然のもたらす環境を全身で感じ取ることができます。
自然の動物にはたくさん触れ合え、森の声が常に聞き取れます。雨や風の強さ、太陽と影の動き、朝日や夕日の見れる環境。
日本でも「森のような⚪︎⚪︎園」というコンセプトで謳っている園はいくつかありますが、ここまで森と共存している園はなかなかないのでしょうか。


森の中に建つ自家製ツリーハウス
3層たてもあります。最上階から見える景色は圧巻
左のレンガはシャワーになっています。



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