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佐賀のこども園

佐賀のこども園の工事現場が始まっております。

着工は昨年の12月からスタートしているわけですが、こちらのお客様とは実は3~4年ほどの期間やり取りをさせていただいておりました。

一般的なこどもの施設の規模で言えば設計期間は1年から2年ほどになります。多くは補助金のタイムスケジュールに則ったプロセスを踏むためこの期間になるパターンが多いです。
今回の敷地では元々が農地利用であったため、事前の行政調査、協議、申請関係が長期に渡り、やっと着工まで迎えられたわけです。


写真から見てわかる通り、周囲は豊かな田園風景が広がっております。
これらの田園風景に調和するような、またこども達が四季折々に変化する周囲の環境を楽しめるようなそんな計画としております。


敷地が7000㎡ほどある広大な敷地であり、周囲に大きな建物もないため、それらを考慮して平家建てとしております。
近くには吉野ヶ里遺跡もあり、屋根の構成などはそれらの雰囲気も感じられるようなデザインを考えています。


まだまだ、基礎工事の段階であるため、建物のスケール感は分かりにくいかもしれませんが、それぞれの居室から見える風景はとても心地よさそうに感じます。


数週間前には佐賀では珍しく雪が積もりました。
非常に寒い中ではありましたが、職人さん達がとても頑張ってくれています。

基礎工事の段階でも、現場内ではサッシュや鉄骨、屋根材などの打ち合わせが進んでおります。最近は働き方改革や資材不足の影響もあって、資材の納期が非常に長くなっております。資材の納期が長くなる一方で工事の工程というのは大きく変えられないため、早め早めの判断が必要になってきます。


来週は基礎の配筋検査とコンクリートの打設があります。
コンクリートの打設を行ったら、すぐ鉄骨の製品検査を行い、メインの骨組みの施工が始まります。

今回は全体的にシンメトリーなシンプルな構成をしているため、鉄骨の架構もとても綺麗かと思われます。
鉄骨工事が始まるのがとても楽しみです。


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