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帰省しない人が増えている理由

「帰省」という言葉には家族や故郷とのつながりを感じさせるものがありますが、最近では帰省をしない人が増えています。私自身も今年は実家に帰らず、オンライン帰省で年末年始を過ごしました。では、なぜ帰省をしない人が増えているのでしょうか。その理由を具体的に掘り下げてみます。



1. 交通費が高い

帰省シーズンは、交通費が通常よりも大幅に上がります。例えば、年末年始に新幹線を利用する場合、片道で1万〜2万円、往復なら数万円が必要です。飛行機を使うとなるとさらに高額になります。

また、チケットの手配も一苦労です。年末年始の帰省ラッシュでは、早めに予約しないと指定席が取れないこともあります。交通費の負担を考えると、「帰省をやめておこう」となるのも無理はありません。

具体例として、私の知人は年末年始に帰省しようとした際、新幹線と宿泊費を合わせて結構なお金がかかることが分かり、オンライン帰省に切り替えたと言っていました。


2. 田舎だと帰っても何もない

地方出身の人からよく聞くのが、「帰省しても特にやることがない」という声です。地元の友人が地元を離れていると、再会の楽しみも減りますし、観光地や娯楽施設が少ない地域では滞在中の時間が退屈に感じることもあります。

私自身も以前帰省した際、地元には特に遊べる場所もなく、家でゴロゴロ過ごすだけの日々でした。結局、「移動の疲れや費用をかけてまで帰る必要があるのか?」と疑問に思い、翌年から帰省回数を減らしました。


3. メリットが少ない

帰省のデメリットは費用や退屈だけではありません。移動中の渋滞や長時間の移動、さらに親戚への挨拶回りや地元特有の行事など、「かえって疲れる」という声も多いです。

特に年末年始は、帰省ラッシュで新幹線や飛行機が混雑し、座席も窮屈なことが多いです。私は以前、帰省ラッシュのピークに帰った際、移動中ずっと立ちっぱなしという経験をしました。それ以来、年末年始の帰省は極力避けるようにしています。


私の選択:オンライン帰省(ビデオ通話)

そんな背景もあり、私は今年もオンライン帰省を選びました。家族とビデオ通話をすることで、実家に行かなくても家族の顔を見て話すことができます。特に年末年始の混雑や移動費を考えると、オンライン帰省は非常に効率的な選択肢です。

例えば、大晦日には家族全員がスマホやパソコンを持ち寄り、画面越しに会話をしました。両親も慣れてきて、「これでも十分だね」と話していました。


それでも年末年始に帰る理由

ただし、帰省にはお金や手間をかけても価値がある側面もあります。特に両親や祖父母と過ごせる時間は限られています。

例えば、年に1回しか帰省しないと仮定し、両親が80歳まで生きるとしても、あと何回会えるかを計算すると、10回程度しかないという事実に気づきました。これは私にとって大きな衝撃でした。そのため、オンラインでは済まない特別な思いがある場合は、年末年始でも帰省する価値があると思います。


会社員の方へのアドバイス:平日の帰省をおすすめ

もし会社員であれば、年末年始を避けて平日に有給を取って帰省するのが最善です。平日は交通機関が空いており、チケットも取りやすいですし、料金も安いことが多いです。私の友人は、平日に休みを取って実家に帰ることで、移動も滞在もスムーズに過ごしていました。


まとめ

帰省しない理由には、費用や不便さ、メリットの少なさが挙げられます。しかし、帰省には家族との貴重な時間を過ごすというかけがえのない価値もあります。

オンライン帰省を活用するのも良いですし、特別な年は思い切って帰省するのも良いでしょう。結局のところ、自分のライフスタイルや状況に合わせて、最善の選択をすることが大切だと思います。

あなたは今年、帰省しましたか?
それともオンラインで済ませましたか?
ぜひ、コメントで教えてください。

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