「普通」に生きることのハードルが高くなっている話
最近、「普通に生きる」とはどういうことなのかを考えています。
私は大学には行っていません。高卒です。転職も何度も経験しており、いわゆる「普通のレール」からは、すでに外れています。世間でいう「普通の幸せ」、安定した仕事や結婚、家庭といったものに自分が到達することは難しいのではないかと感じることもあります。
そんな自分でも、「普通」に対する憧れを抱くことがあります。そもそも、「普通」とは一体何なのでしょう?
普通の幸せって何だろう?
安定した仕事、結婚、マイホーム。これらは「普通の幸せ」として語られることが多いですが、それを実現するのは容易ではありません。特に、転職が多い私にとっては、安定という言葉にはどこか遠い存在のような印象があります。
ただ、そう感じるからこそ、「普通」に囚われず、自分の人生をどう描くかが大切なのではないかと思うのです。その思いを込めて書き始めたのが、私の自作小説『平凡な日記』です。この作品は、主人公が「普通とは何か」を問い続ける青春ストーリー。私自身の経験や考えが、物語の中にも投影されています。
『平凡な日記』 あらすじ
“平凡な人”なんて、1人もいない――。
20XX年――。
主人公の田中宏は、どこにでもいる普通の高校生でした。
そんな彼が出会ったのが、天才・西宮美鈴と変人・神楽坂陽菜。
一人は何でもこなせる冷たい秀才、一人は常識を超えた自由奔放な個性派。二人に振り回される中で、宏は「普通」という言葉の本当の意味に向き合うことになります。
「普通とは、何か?」
「凡人にしかない可能性とは何か?」
答えを探しながら進む、笑いと涙の青春学園ストーリーです。
「普通」とは幻想なのかもしれない
「普通」という言葉は便利で使いやすいけれど、実際には誰一人として「普通」な人生を歩んでいる人はいないのではないでしょうか?
詩人・金子みすゞの「みんな違ってみんないい」という言葉が示すように、それぞれが異なる人生を持ち、それぞれの幸せを見つけていく必要があります。
自分らしい「普通」を見つけよう
私は大学を出ていませんし、転職も多いです。それでも、自分の歩んできた道を後悔しているわけではありません。むしろ、世間の「普通」に縛られず、自分らしい人生をどう作るかを考えることに価値があると思っています。
皆さんにとっての「普通」とは何でしょうか?
もし迷ったときは、ぜひ 『平凡な日記』 を読んでみてください。(まだ1話しか公開していませんが…)この物語が、少しでも皆さんの考えるきっかけになれば幸いです。
平凡な日記 - カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/16818093079684398121