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他人に答えを求めるのは、「楽をしたい」から

サラリーマンをしながらブログを書いているたかひろです。




どうしようもなく悩んで、しんどいときや苦しいときってありますよね。


そんなときは人に頼りたくなります。


誰かに助けを求めるような思いで、「道を照らしてくれるような答えがほしい」と。


1年前までのぼくがまさにそれで、「誰かがぼくの人生を照らしてくれるようなアドバイスをしてくれる」と思っていました。


だけど気づいたのは、人に答えを求めたところでその場しのぎの解決にしかならないってことでした。


自分が悩んでいることに対して誰かが良い答えを出してくれるかもしれない。


そう思うことがあります。


でも結局それは「その人にとっての答え」であって、「あなたにとっての答え」にはならないんですよね。


だって自分と相談する人は生きる環境も、性格も、経験も、何もかも違うから。


何もかもが全く違うのに、同じ解決策で答えが出る方が不思議ですよね。


もちろん、「仕事でわからないところがある」といったテクニック面での悩みであれば解決策はあります。


でも人間の内面の悩みって、そんな簡単に解決できるものではないんです。


人それぞれ答えが無限にあります。


人の数だけ悩みもあれば答えもあります。


自分以上に自分のことをわかっている人はいないはずだし、自分の人生に責任を持てるのは自分だけ。


だから悩みに対する答えも、最終的に自分で出すしかないんです。


他人に答えを求めるのは、「楽をしたい」という思考回路と一緒なんですね。


「早くこの悩みを無くして、楽になりたい」と思うから他人に答えを求めるんです。


たしかに人から答えをもらうと一時的に楽になるんですよね。


だけど、また新たな悩みが出てきた時に、自分で解決する方法がわからないから、相談者に依存してしまうし、人から答えをもらおうとしてしまう。


それって「他人に判断を委ねて、他人の言うことに従いながら生きている」のと同じ状態ですよね。


自分の人生なのに、他人の言いなりになってしまう。


しかも多くの人に答えを求めれば求めるほど、みんな答えは違うからずっと他人に振り回されることになります。


自分の中に軸を持っておかないと、他人に振り回されてまたそこで悩んで立ち止まってしまうのです。


「何を信じればいいかわからない。」とまたそこで葛藤する。


まわりの答えを参考にするのはいいけど、最終決めるのは自分じゃないといけない。


悩みが無くならなくて苦しみ続けるのってめっちゃしんどいですよね。


でも生きてる限り悩む日は必ず来るだろうし、解決してもまた新たな悩みがやってきます。


そのたび苦しむんだったら、自分で悩みをコントロールする方法を考えた方がよっぽど生きやすくなるなと思ったんです。



たとえば、悩んでいることをノートに書き出してもいいし、友だちに打ち明けるでもいい。


いろんな人の意見を聞いて、参考にして、「最終的に決めるのは自分」という意志が持てるようになったらいいんじゃないかなと。


「まわりの人の答えはその人の中での答えだし、自分の答えは自分の中にしかない」と思えるようになれば、他人の言葉に振り回されず、悩みに向き合うことができます。


ぼくの場合は、iPhoneのメモ帳やA4のルーズリーフノートに悩んでいることを洗い出して、客観的に「何に悩んでいるのか」をわかるようにしたり、信頼している人に今の自分の悩みを話したりしています。


「最終的に答えを出すのは自分」と思えるようになってからは、他人の意見をフラットに受け取れるようになったし、振り回されなくなりました。


他人の言葉を鵜呑みにするのではなく、「自分だったらどうするだろう」と考えることができるようになったからです。


いつも悩んでしまう人こそ、「自分で答えを出す力」を身につけていってほしいです。



ゼロ秒思考/赤羽雄二

頭に浮かんだことを紙に書き出すことで、心をコントロールできるようになります。



ではまた☺︎

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