酒日誌 129
2021.10.07
早く帰れそうなスケジュールだったので、6:40ぐらいに荻窪に着いて、こちらも久しぶりの「ソリレス」へ。きちんと要請を守りつつ、営業も続けている真面目なマスターのところでお酒を呑むのが久しぶり。マスターもお酒を出すのが久しぶりで、仕入れが上手くいっていないようで、ビールが無くなってしまいました。そんな訳で、マスターお勧めの焼酎と、「明るい農村」を頂きました。
2021.10.08
業界団体の会議で「やまき」へ。会議が終わって生ビールを頂き、頼んだことの無い生ハムピザとビーフカツレツを頂きました。どちらも美味しく、生ビールが進んで、普段「やまき」では3杯のところ4杯頂いてしまいました。弟の車で箱根ヶ崎駅まで送ってもらうと、駅前の「みほろ」が空いていたのですが、あと20分で電車が来てしまうのでスルーしました。
2021.10.10
毎月10日が仕事で遅くなることが決まっており、10月10日の妻の誕生日を当日にお祝いするということが出来ておりませんでした。今年は10月10日が日曜日ということもあって、初めて当日にお祝いが出来ます。
近所の「和田上」に行こうと思ったのですが、日曜日はお休みでした。どこにしようかと思いましたが、数年前にオープンして気になっていた「鮨きたがわ」を予約しました。
入っていきなり山口瞳の色紙が目に入りました。「今日無事」と書かれています。色紙が色あせており、かなり年季が入ったものだとわかります。
早速ビールを頂くのですが、残念ながら小瓶しかありませんでした。最初に一品が来る前に無くなり、二本目を呑みながら白子ポン酢です。
その後も、ボタン海老、ホタテ、コハダ等々、おつまみとお寿司を織り交ぜて最後はノドグロで〆て頂きました。職人の仕事を観ながらお酒を呑むのもお寿司屋さんの楽しみですが、柚子をおろし金で「シャッ」とこすって、刷毛で食材に振りかけたりしていました。細かい仕事がカッコ良いのですが、私はそんなに微妙な味まで分かりません、ごめんなさい。
お酒の方は佐藤のロックを2杯頂いて妻は日本酒です。滋賀県美冨久酒蔵の「三連星」というお酒でした。「三連星」と言われると、我々世代の男子は「黒い」と頭に足したくなります。そう、機動戦士ガンダムに登場するモビルスーツ・ドムが初登場、3体で攻撃を繰り広げて「黒い三連星」と呼ばれていました。調べてみるとこの「三連星」、純米大吟醸、純米吟醸、純米酒の3種類、生詰原酒、特別限定、季節のお酒の3タイプ、酒米3世代を使用、過去3代の蔵元に敬意を表してと3が連なり星のごとく輝けるお酒を目指して4代目の蔵元が立ち上げたブランドだということでした。いや、それにしたって、ラベルにあった「三連星」の「星」の字は薄紫でしたから、もう正直にガンダム好きだと白状して欲しいところです。
お会計時に色紙について質問すると、店主は九段下の「寿司政」というお店で修業をされており、そのお店に山口瞳が良くいらしていたのだそうです。久しぶりに贅沢をさせて頂きました。