栗林投手が登録抹消

 カープの守護神・栗林良吏投手が一軍登録抹消となりました。ここまで12試合に登板して0勝4敗1H7S、自責点8で防御率5.56ですから、致し方ないでしょう。WBCを、大事を取ってなのか途中離脱していますから、開幕からベンチ入りしていて大丈夫なものかと心配していました。しかしながら、3、4月に25試合あった中での12試合登板、7Sは立派なものですが、さすがに無理をさせてしまったのかなと思ってしまいます。

 開幕三連戦は出番がありませんでしたが、地元開幕では同点で登板するも勝ち越され負け投手となります。巨人戦での初セーブも危なっかしかったですが、次の試合は連投にも関わらす三三振でピシャリと〆てくれました。翌日は三連投となりセーブポイントは獲得したものの、巨人の中田選手にホーランを打たれてしまいました。この時期は三連勝でウキウキしていたので、三連投も中田のホームランもそれほど気にしておりませんでしたが、この三連投は結構負担になっていたのではないかと思います。

月曜日を挟んで次の中日戦もセーブポイントを獲得したものの、1点取られています。いや、この試合は4点リードだったのでターリーが9回に登板したのですが、乱調で交代、自責点はターリーでした。とはいえ、好調時なら無失点に抑えてくれるのが栗林だっただけに、首脳陣も深刻さを感じたのか、日曜日まで登板がありませんでした。火曜日にサヨナラ打を打たれて負け、中一日空いて再度登板、セーブポイントを獲得するも1点取られます。更に中一日空いての横浜戦では無失点でセーブを挙げています。翌日連投で決勝打を打たれ、中三日で同点の場面をしっかり押さえます。しかし、最後のとどめとなったのが巨人戦での中田選手のサヨナラホームランでしょう。打たれた本人もショックだったでしょうし、私自身も個人的な思い入れから、かなりショックでした。結局5月1日で抹消となりましたが、中田選手にサヨナラホームランを打たれる前に休ませてほしかったです。

9回というのは独特のプレッシャーがあるのでしょう。2019年あたりは守護神が固定できず、7、8回で調子よく投球しているピッチャーを9回に回すのですが、悉く打たれていました。当時は9回に3連打を浴びるなんて言う光景を何度も見たように思います。打者は10打数3安打で上出来なわけですから、良い打者が並んでいても3連打ともなれば1/3×1/3×1/3=1/27という低確率になります。ターリー投手もしっかり投げてくれていますが、9回に危なっかしくて栗林投手に代わるなんていうこともありました。幸い、昨日はケガから復帰した矢崎投手が9回を好投してくれました。栗林投手は、しっかりと修正して、怪我があるならしっかりと直して、復活してほしいものです。

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