VIVANT(ネタバレします)
日曜劇場「VIVANT」、ドハマりしました。普段日曜日の21:00なんていうと呑みに行っちゃってることが多いのですが、たまたま自宅にいて日曜劇場の前の番組を妻が見ていたのでした。終了して、CMを挟まず、堺雅人が砂漠を歩くシーンから始まりました。妻は「(チャンネルを)替えてもいいよ」と言ってくれたのですが、何か引っかかるものを感じて続けてみてしまいました。堺雅人が特別好きなわけでもないし、オープニングからちょっと大味な雰囲気も感じられたし、そもそもドラマ観始めてしまうと、気になって続けてみるようになったら時間取られるという思いが強いのに、どうして見るに至ったのか、それだけ何らかの引きがあったのでしょう。
そんな怪訝な感じで観始めたのですが、第一回からドハマりです。タクシー運転手にダマされ、出世も一番遅いいわゆるできない男・乃木憂助をカッコよく助けに登場する阿部寛の主人公感が何とも言えませんでしたが、憂助が別班だということが分かったときの裏切られた感じ、憂助が他の別班メンバーを撃った時のなんとも信用できない感じ、ノゴーン・ベキの部下は忠実だと安心してみていたのにまさかのゴビ、最後にベキらが公安に逮捕されて終わったと思ったのに新庄、最後に登場の橋爪功となんとも色々と裏切ってくれました。これだけ人を欺くと、作成者側にはあまり良くないことが起こるのではないかと心配になってしまいます。あれだけいろいろあると回収しきれていない伏線もあるような気がしますが、そのあたりは大雑把にしておくのが良いでしょうね。
ドラムとチンギスがいいキャラクターをしていました。ドラムは後半、ちょっと出番が少な目で残念でしたが、前半の大活躍は忘れることはできません。どうしてしゃべらないのか、本編で理由を言っていたのかわかりませんがとうとうしゃべらずに終わってしまいました。チンギスは良かったのですが、レイザーラモンRGのモノマネが後押ししていたような気もします。
公安とかスパイもの、大好きなんですよね。「外事警察」も、特にドラマが面白かった。誰が裏切るのやら、疑心暗鬼になりながら見るのもなかなか楽しいですが、その割には「バルカ共和国」とか「テント」とか、若干ネーミングがダサいんですよね。いや、そうしたところがまた味わい深いのかもしれません。VIVANTロスなんて言葉も出ているようですが、10月からは入れ替わりで「相棒」ですから、私は丁度良い感じです。
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