2023ドラフト会議
プロ野球ドラフト会議2023が開催されました。我らがカープはかねてから1位指名を公言していた青山学院大学の常廣羽也斗投手を1位指名、楽天と競合しましたが新井監督が見事にくじを引き当て、交渉権を獲得しました。ここ何年もカープは1位指名を公言しています。どこの球団も競合は避けたいでしょうから、公言された選手をあえて競合すると分かって指名するということは、よほどその選手が欲しいということでしょう。そうした中でしっかりと交渉権を獲得できたということは嬉しいことです。常廣投手は大分出身、広瀬や野村謙二郎と一緒ですね。
2位指名は大阪商業大学の高太一投手。広島で「高」というと「こう」と読みたくなってしまいますが、こちらは「たか」と読むのだそうです。広陵高校から大阪商業大学ですが、出身は愛媛県新居浜市、最速151㎞を誇る左腕です。
3位指名は星槎道都大学の滝田一希投手。こちらは最速153㎞の左腕です。頼もしいですね。星槎道都大学って存じ上げたかったのですが「せいさどうとだいがく」と読み、北海道の北広島市にある大学です。6人兄弟の5番目で6歳の頃に両親が離婚し母親に育てられたそうです。そのお母様も昨年亡くなっているそうで、兄や姉から支援を受けたり、自らエスコンフィールドでアルバイトをするなどして野球を続けてきたということでした。
4位指名は沖縄尚学高校の仲田侑仁内野手。読めませんが「侑仁」は「ゆうと」と読みます。夏の甲子園でベスト8まで残った沖縄尚学の4番打者、右の大砲候補ですね。夏の甲子園、観ていたのですが、全然記憶に引っ掛かっておりませんでした。残念。
5位指名は中京学院大学の赤塚健利投手。中京学院大学中京高校から、中京学院大学に進学しているので「堂林、磯村の後輩か」と思いましたが、彼らは中京大学付属中京高校でした。ややこしい。195㎝の巨躯を活かしたピッチングが楽しみです。カープの印象を尋ねられて「もんじゃ焼きくらい」と答えてしまう天然です。
育成1位で日本大学の杉田健投手、2位で静岡大学の佐藤啓介内野手、3位で杉原望来投手で選択終了となりました。杉原選手、お名前が読めませんがこれで「未来」だそうです。若干キラッとしています。
育成も含めて8名中6名が投手、4位の仲田内野手はこれからでしょうから、野手の戦力アップとしては外国人選手ということになるでしょう。こうなってくるとマクブルーム選手の残留は危うそうな気がします。いや、そうでなくでも危うい成績ではありましたが、好感が持てる選手だったので、残ってほしいななんて思います。
即戦力投手が多数入っていますので、今の主力もうかうかしていられないでしょう。皆で切磋琢磨し、来シーズンも良い試合を見せて頂きたいものです。