やられました

 ここひと月弱ですが、寄居営業所の所長にトラック乗務をしてもらっているので、私が所長の代わりに寄居営業所に勤務しています。週の初めに、本社から車で寄居の営業所に行き、仕事が終わったら寄居駅前のコインパーキングに車を停めて電車で帰宅、電車通勤を続け週末に車で本社に戻って帰宅というパターンで動いています。時々寄居駅前の焼き鳥屋で晩酌して返るのが楽しみです。

 本日、朝、寄居駅で電車を降りてコインパーキングに向かうと、私の車の並びにほとんど車が停まっていなくてよく見えました。相変わらずカッコイイです。しかしながら、近づくとどう見ても助手席のドアに白い線が入っています。

 一直線なのでいたずらされたのかと思いました。これはどうしたものかと思いましたが、110番するのも大げさな気がしました。駅前に交番があるので、そこに行って事の次第をはなすと交番の方が、実況見分の担当を呼んでくて「車で待っていて」とのことでした。 ほどなくして交番の方が見に来てくれて「これはいたずらじゃなくて当て逃げだね」と言っていました。その後、実況見分の方もいらっしゃってやっぱり当て逃げだろうとのこと。当てられたところは全くへこんでいないので、こんなにうまい具合に線が入るとも思えなかったのですが、警察の方が言うのですから、そうなのでしょう。こちらの連絡先を教え、免許証、自賠責を確認してもらい、事故証明が取れるように発覚した時間と住所を教えてくれました。証拠が出て来て、相手が見つかったら連絡を頂けるとのことでしたが、ネットなどで当て逃げの件を検索してみるとちょっと難しそうだなという印象でした。コンパウンドで磨けばどうにかなるレベルなので、あまり気にしないようにしたいと思います。

 「当て逃げ」と書きましたが、コインパーキングですから、隣の車の連絡先なんてわからないでしょうから、逃げたわけでもないとも解釈できます。メモ用紙にでも連絡先を書いてワイパーに挟んでおくなんてことも出来るわけですが、誰もが車に筆記用具を積んでいるわけでもありませんから、どうしようもなくて一旦帰宅したのかもしれません。 いたずらにしても当て逃げにしても、こうしたことに見舞われてしまうのはちょっと恥ずかしいですね。稲盛和夫氏のお話を総合して考えると、自分の心の状態がよろしくないとき、レベルが低いときっていうのはこうしたことに見舞われたりすると捉えることが出来ます。そういう意味では、まだ当て逃げで良かった気もします。仕事、プライベートに関わらず、そうしたことに10年くらい見舞われずに済んでいるのは心の持ちようだと思うのですが、当て逃げといたずらを比べると、いたずらに見舞われる方がさらにレベルが低い気がするからです。 

 そんな訳で、若干思い当たる節もあり、巡り巡って自らも反省しなければいけないなと思いました。

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