コロナと金
ダニエル社長著「コロナと金 単年度77兆円巨額予算の行方」を読みました。著者は実業家兼YouTuber、楽天市場のWebプロデューサーとして活躍後、独立して現在ダニエルズアーク代表取締役、Web制作、企業向けYouTubeのコンサルから自らカメラマンとして撮影までこなしている方です。
冒頭、新型コロナに関わる一連の騒ぎについて「騒ぐ必要のない風に近いウイルスに対し、大量の公費を注ぎ込んだ世紀の茶番劇」と両断していました。なかなか思っていてもここまでバッサリと言い切ることはできないでしょう。言い切れる根拠は、著者のYouTubeを見てみると分かります。元厚労相職員、元厚労相技官、元クライシスアクター、内海聡氏等等、マスコミが触れないような方々と対談しており、コロナ関連だけでなく、参政党、NHK党、ごぼうの党といったマスコミが触れないところに切り込んでおり、様々な情報を得ているのでしょう。また、メンバーをみると、「マスコミが触れない」以外には偏りも感じられません。
PCR検査について、コロナ禍が始まったころは正確性に疑問があるといった報道がなされていたと記憶しているのですが、いつの間にやらPCRで陽性なら隔離という流れになりました。本書に登場した元厚労相職員の方が、島津製作所等、PCR検査キットを作成している会社の仕様書に「診断とか治療に使わないでください」と書いてあると言っていました。これだけでも茶番と言えてしまいますね。
また、尾身茂氏については、上の人たちから「あなたのポジションで下のガス抜きしてよね。あなたが悪者になってみんなから攻撃を受けて、それでしのいでくれれば、こっちはこっちでまた次の手をうつから」という雰囲気で委員長を任命されているとのことでした。かつて国からWHOの地域事務局長に就任した際の選挙で応援してもらった、また、負けはしましたがWHOの事務局長選挙でも応援してもらったのでしょうから、こうした役回りも断れず、辛い立場にあると、少々同情的な見解もありました。
コロナと同様に、大したことがないものをメディアが報道することで、確実に儲かる会社が存在し、そうした会社の株はアメリカの投資会社が、ユダヤ系富裕層の資産の7割くらいの運用先になっているそうで、最終的にユダヤ系国際金融勢力が儲かるようにできているのかな、とありました。流石にここまでは言い切っていませんでしたが、これが本当なら非常に残念な話です。とはいえ、「サピエンス全史」流に言わせてもらうと、彼らもカネという虚構に囚われているのですが、我々のように肉体労働して、一生懸命働いているのに、燃料が高騰すれば利益が吹っ飛んでしまう原因が、そんなところにあると思うと、本当にか勘弁してほしいです。
コロナにしてもウクライナ戦争にしても安倍総理暗殺にしても、様々腑に落ちない点があり、LGBT法案なんていうのは、また違った流れなのかもしれませんが、さすがにいろいろとおかしなことが多すぎます。自分で情報を取りに行き、考えて、しかも、多数決とか同調圧力でないところでちゃんと行動していく文化を身に付けるべきとありましたが、ここはおっしゃる通りですね。引き続きYouTubeを見せて頂こうと思います。