広島アスリートマガジン1月号

 「広島アスリートマガジン1月号」を読みました。表紙は菊池涼介選手。白地に黒のスーツを着た菊池選手は中々様になっていました。「菊池に訊く」というダジャレのような文言もまた良しです。

 その菊池選手のインタビュー、今シーズンは優勝を経験している菊池選手もいけそうな気がしていたとのことでした。9人でやる野球は、1人が何とかしてもどうにもなることではないということを改めて感じたともありました。でも「収穫しかないですよ。」だそうです。今シーズンのような思いをしないように、今後に活かしていくということでした。

 夏場の暑さについては「年々とんでもないですよ(苦笑)」と言っていました。1回の表裏を終わると着替えないといけないとか、着替えたいけど、打順が回ってくると着替えられないなんていう話もありましたが、そのあたりは意外と融通を利かせてもらえないのですね。

 菊池選手と野村祐輔投手は動機入団ですが、今シーズン限りで野村祐輔選手が引退し、動機は菊池選手1人、同学年も田中広輔選手と2人になってしまったそうです。30代中盤に差し掛かかるまで、現役のプロ野球選手を続けるというのは、それだけで大変なことなのでしょう。今シーズン終了時で丁度1700安打となり、2000本安打まであと300ですが、こちらは何とか達成してほしいものです。

 菊池選手に続いては中村奬成選手のインタビューです。今シーズンは外野手登録だったのですね。自己最多の70打席に立ったとのことでしたが、ドラフト1位の選手としては物足りません。まだまだ頑張ってほしいです。秋山選手から多くを学んでいるような話がありましたが、一方で「秋山さんや、スエさん(末包)をどかしてでもスタメンで出れるぐらいじゃないと、競争を勝ち抜いていくのは無理だと思っています。」と言っていました。それくらいの気持ちで来シーズンは外野の一角を担うくらいになってほしいです。

 ブルペン捕手・長田勝氏のインタビューもありましたが、彼らも一軍帯同となれば遠征についていくそうなのでとても大変そうでした。今年で16年目、年齢も40歳とのことですが、体力的にも厳しくなっているのでトレーニングをしているとのことでした。裏方とは言え、アスリートの補助をするには、やっぱり体がしっかりしていいないといけないのでしょう。選手もそうですが、ブルペン捕手もある程度の年齢になったらできなくなってしまうのでしょうから、その後の仕事についても考えなければいけないのでしょうね。そういう意味では選手よりも大変なのかもしれません。

 来シーズンは選手も、裏方も一丸となって、今シーズンの悔しい思いを払拭して頂ければと思います。

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