クライマックスシリーズ1stステージ 2

 一昨日の続きです。

 6回裏、好リリーフの大道投手からの打順で代打に末包選手。ちょっと上がり過ぎたようなフライかと思ったら大きなホームランでした。采配的中しすぎて怖いくらいです。その後も今永投手をせめて一死二三塁に持っていきますが、結局無得点、ここで追加点が取れれば盤石でしたが相手もそれを許してはくれませんでした。

 DeNAにとってはピンチの後にチャンスありで、代わった中崎投手を攻めて、一死二三塁とし、代わったターリー投手から関根選手のタイムリー、ソト選手の犠牲フライで同点です。どちらももう少し守備がしっかりしていればと思える内容だっただけにちょっと残念でした。そして、往年の守護神・中崎投手が打たれてしまったのは、他の若手リリーフ陣が頑張っているだけに残念でした。

 その裏、三者凡退で終わってしまうと、8回表は代わった島内投手が先頭に四球を与えてしまいました。こんなに悪い流れはないでしょう。去年の島内投手が帰ってきてしまったかなんて考えてしまいましたが、その後が圧巻でした。ストレートで押しまくり、大田選手を三振、牧選手を内野フライ、宮崎選手も内野フライに打ち取りました。3人に投げた11球の内、ストレートが9球でした。

 その裏、無死満塁のチャンスをつくり代打に田中広輔選手です。昨日のバント失敗は残念でしたが、田中広輔選手と言えば2016CSを思い起こさずにはいられません。そんな直近のマイナスをかき消してプラスの思い出をなんて言っている暇もなく初球からタイムリーを放ってくれました。秋山の犠牲フライもあり、2点追加、最後は守護神・栗林投手が〆てくれました。

 そんな感じで晴れてファイナルステージ進出です。最後の挨拶では新井監督が、「私の挨拶の前に、選手を代表して、、、」と島内投手に挨拶を振るサプライズ。確かに唯一のタイトルホルダーですし、この1stステージでも良く投げてくれましたから、アリなのだと思いますが、島内投手の表情は冴えませんでした。挨拶は無難にこなしてくれましたが、後のインタビューでは挨拶について「最悪です」と言っていたようです。その反応も含めて面白くて仕方がありません。

 2試合ともいい試合でしたが、おそらく横浜スタジアムでやっていたら負けていたでしょうね。それくらい拮抗していて、地の利というか、スタジアムの雰囲気で勝てた試合だったと思います。ファイナルステージは逆にその地の利がありませんが、それでも頑張ってほしいです。

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