サヨナラ

 昨日のドラゴンズvsカープ戦、大変な投手戦になりました。ドラゴンズの先発は高橋宏斗投手。すみません、存じ上げないのですが前回の対戦でもカープは7回1/3を1安打に封じ込められています。そういえば昨今、7回1/3っていう表記を観なくなりました。7.1回とか7.2回とかになっているのですが、次が8回って何進法になるのでしょうか?

 話はそれましたが、高橋投手は中京大中京高校出身、2020年のドラフト1位でまだ20歳です。ドラゴンズファンはもうたまらないでしょうね。その高橋投手に4回までパーフェクト、7回を2安打0点に抑えられてしまいました。もう対戦したくありません。そこからドラゴンズはロドリゲス投手に交代、8回を0点に抑えます。

 一方のカープの先発は九里亜蓮投手。昨年の最多勝投手ですが、今シーズンは今一つで中継ぎ登板なども経験しています。前回の登板もよいピッチングをしてくれましたが、今回も素晴らしいピッチングでした。いや、だったようです。8回113球を投げた上での続投はおそらく志願したのでしょう。一死を取りましたが、ビシエド選手にヒットを打たれたところで交代かと思いました。しかし、そこも続投、木下選手に粘られ12球を要するも、三振ゲッツーで9回をゼロで抑えてくれました。Sports naviでチェックしていたので雰囲気が掴めなかったのですが、どうしてビシエドを走らせたのか、フルカウントだったからなのかも知れませんが、采配に助けられたような感じもしました。

そんな力投の九里投手に勝ちをつけてやりたいところですが、9回裏の攻撃は祖父江投手の前に三者凡退、延長となります。

 10回表は栗林投手、危なげなく三者凡退です。栗林投手はプロ入り後、未だ未勝利、もちろん勝ちがつきづらい役回りではありますが、そういえば栗林投手が抑えてその裏、得点すればサヨナラの場面で得点出来ずなんていう場面は親の顔より見たような気がします。そろそろ初勝利をと思うわけですが、その裏は谷本投手の前にクリーンナップが三者凡退です。

 10回表はターリー投手、先日の東京ドームでは悔しい思いをしましたが、今日も危なっかしい感じで、矢野選手の好プレーがなければ得点を許していたかもしれません。

 それでもなんとか切り抜けて裏の攻撃、電車の中でチェックしていましたが、帰宅してしまいました。まさか、そこまで試合をやっているとは。ドラゴンズのピッチャー藤嶋投手に替わり、坂倉選手は今ひとつ元気なくショートゴロでした。しかし続く磯村がヒットで出塁。代走は曽根選手です。続いてプロ入り初スタメン、初延長戦の韮澤選手がバンドの構え、今日の試合ではエラーもあり、ファインプレーもありと色々でしたが、この場面でのバントは大変緊張した事でしょう。なんて、偉そうに父親のような目線で見守る間もなく、初球から送りバントを決めてくれました。

 ターリー投手の打席には代打・松山選手。ちょっと代打の切り札というには物足りない成績ですが、ここでドラゴンズは藤嶋投手に替わって根尾投手です。えっ?!福投手かと思ったのですが、そうなれば代打の代打がでてくると読んだのかも知れません。松山選手の状態も良くないとみたのでしょう。しかし、松山選手、根尾投手の初球を見事にセンターオーバー、サヨナラ勝ちとなりました。

 皆ベンチから駆け出して優勝したかのようなお祭り騒ぎ、この場面をでレビではありますが、オンタイムで観られたのは幸せ、ビールも進んでしまいました。

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