再配達
昨今の宅配便では再配達を無くすために様々なサービスがあります。その中の一つ、クロネコメンバーズはLINEで荷物の到着予定を連絡してくれて、予定時間に不在の場合は別な時間帯に変更することができます。
平日、日中はほとんど自宅にはいないので、日曜日に変更をお願いすることが多いのですが、先日の月曜日到着予定の荷物はクール便でした。クール便は預かってくれる期間も短いので、日曜日に変更することができなかったので、早く帰れそうな火曜日の19時から21時の時間を指定させて頂きました。
その火曜日、ちょっと外出などをしており、荷物のことはすっかり忘れていた中で、会社に戻ったらゆっくりデスクワークしたいななんて思っていたら、妻から連絡を貰って荷物のことを思い出しました。ハッとして、すぐに切り替えて帰宅の準備をし、直近の電車に乗りましたが、自宅に到着したのは19:18でした。恐る恐るポストを空けると、残念ながら不在表が入っていました。配達時間を指定しておきながら不在という状況を作ってしまい、ドライバーさんに対する罪悪感に苛まれました。しかももう週末まで帰りが遅いので受け取れるタイミングがありません。
仕方がないので、ヤマト運輸の営業所に連絡して、当日中に取りに行って良いか聞いてみました。すると、営業所の営業時間が21:00まで、ドライバーさんが配達を終えて帰ってくるのが21:00を過ぎてしまうと引取に来てもらっても渡すことができないということでした。一応、ドライバーさんの戻り時間を確認して折り返し電話をしてくれるとのこと。しばらく自宅で待っていると、ドライバーさんから電話がかかってきました。21:00前くらいには営業所に戻れるとのお話を頂きましたが、それに加えて「今、ご自宅にいらっしゃいますか?」と聞いてくれました。「います。」と答えると「15分くらいでお届けに伺います。」とのこと。うーん、なんてありがたいんでしょう。
このままただ受け取るのも申し訳なくて、何かお礼がしたいなんて考えていると、お歳暮でもらった、小分けしてあるお洒落なかりんとうがあるのを思い出しました。ドライバーさん本人が喜んでくれるのかわかりませんし、こちらの気が済むだけの押し付け行為になってしまうのではとも考えましたが、おかしな気構えをせずに「不在ですみませんでした。これ、よかったら」と渡すと、笑顔で受け取ってくれました。
本音の部分は知る由もありませんが、改めてお歳暮も含めた配達でお忙しいところ、ご迷惑をおかけしました。反省いたします。
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