副業は広告看板で稼ぎなさい
小宮絵美著「副業は広告看板で稼ぎなさい スマホとパソコンで誰でも手間なく月額10万円」を読みました。著者は一人で広告代理店を営まれている、出版スクールの先輩です。4月に「自宅で年収1000万円『ひとり代理店』で稼ぐ新しい企業の教科書 初期費用ゼロで、誰でもできる超具体的ノウハウ」を出版され、半年で2冊目を出版した凄い方です。
インターネット全盛の時代で、「看板」というと若干前時代的な印象を受けてしまいますが、それでも看板が減っているという話は聞きません。一方でウェブ広告なんていうのは非常に難しく、SNS等ハードルが低いものもありますが、中々収入に結びつけることは難しいのでしょう。
本書にもありましたが、看板は一度設置してしまえば、その後は手間いらずで収入になります。しかしながら、その設置するところにハードルが待ちかませていますが、本書ではそのあたりをしっかりと伝えてくれました。
あまり、注目したことがありませんでしたが、「電柱看板」について解説してくれました。「電柱看板」は文字通り電柱に取り付けられている看板ですが、あまり注目したことが内にも関わらず、いつの間にか道案内の時の目印になっていたりします。私がかつて習っていたギター教室も電柱に袖看板を出していたのを思い出しました。
看板広告には販促看板と誘導看板があり、誘導看板から始めるのが良いとありました。販促看板よりも誘導看板の方が、目的がはっきりしていて、効果も図りやすいでしょうね。先日、選挙の手伝いで選挙カーの運転手を務めましたが、普段は知らない住宅街の路地を縫うように走行しました。すると、実家の近所で土地勘もあるはずなのですが、「こんなところに、こんなお店が!」という新しい発見がありました。そうした立地のお店を認知してもらうには大切なツールだと思います。
電柱看板の費用も書かれていましたが、意外と安くて驚きました。粗利もそれ程望めないでしょうが、新たに副業として始めるにはハードルが低くて良いのではないかと思います。そうした少額の取引から初めて、売上のみ込める野立て看板にも取り組んでいくと良いとありました。もちろん、電柱看板を大量に扱うという戦略でも良いでしょうね。
病院には広告規制があるとか、年間掲出料(看板の使用料)はエリアごとに一律であるとか、知らなかったことも色々書いてあって、楽しく読ませて頂きました。