広島アスリートマガジン12月号
「広島アスリートマガジン12月号」を読みました。表紙は今年のドラフト1位・佐々木泰選手。まだ、青学の帽子とウィンドブレーカーといういでたちですが、イケメンだしカープのユニフォームも似合うことでしょう。
インタビューでは、青学の監督の「一生懸命が一番かっこいい」という言葉を紹介していました。インタビュアーからは「その言葉に出会うまでは一生懸命がちょっと恥ずかしいという思いもあったのですか?」なんていう意地悪な質問をされていましたが、やはり凡フライなどでも全力疾走するのはダサいなんて思っていた時期もあったのだそうです。何事も一生懸命に取り組むと、緊張する場面があったり、思いがけないことにあたふたしてしまったりと、カッコ悪いところを見せてしまうこともあると思います。でも、極端に言えばそうしたあたふたした経験が人を成長させてくれるのではないかと思います。良いご指導をされていますね。
ドラフト2位の佐藤投手と4位の渡邉選手はともに富士大の出身です。同じ学校から2名というのは珍しいですね。王子から2名同時に入団した記憶がありますが、他はちょっと記憶にありません。富士大という名前から、勝手に静岡の大学かと思っておりましたが、岩手なんですね。3位の岡本投手は甲南大出身。失礼ながら聞いたことないなと思ったら、甲南大で初めて指名されたのだそうです。
育成1位の小船投手は身長190㎝の恵まれた体格から最速152㎞のストレートを投げるそうです。高卒で152㎞って、凄いなぁとしか感想が出て来ませんが、これからコントロールを磨いて育ってほしいものです。
スカウトの西村さんのインタビューがあり、その中にあったコルビー・ルイス投手のエピソードがとてもカッコよかったです。ルイス投手は黒田投手がメジャーに移籍した翌年に入団、来日直後に西村さんとルイス投手でタクシーに乗っていると、ドライバーに「今年は黒田がいなくて大変だね」と言われました。ルイス投手がその言葉を西村さんに訳してもらうと「僕がカープに来たと伝えてくれ」と言ったそうです。いやー、今更知りましたが、カッコイイです。結果も出してますしね。
佐々木選手の話に戻りますが、「ささきやすし」かと思ったら「ささきたい」でした。サードを守るそうですが、ファーストも出来るでしょうし、将来的には菊池選手の後を小園選手にして、サード佐々木も良いかもしれません。2024のプレミア12が小園選手のターニングポイントになるのではなどと勝手に夢を膨らませてしまいました。